大外の海野ゆかりが波乱演出、今年6回目V見事に大外枠を克服した。6コースの海野ゆかりが、地元勢のもつれを突いて差し伸び、波乱を演出した。2節前の宮島オールレディース戦に次ぎ、今年6回目、通算54回目の優勝を飾った。優勝戦は強めの向かい風が吹き、安定板を使用。枠なりの3対3で行われた。スタートは全体に慎重で、④渡邉がコンマ27のトップ。同31の2番手スタートを決めた③山川が先まくりを敢行した。①中村が抵抗したが不発。まくった③山川もターンは流れ気味になり、空いたターンマーク際を⑤細川、⑥海野が差し込んだ。バックで強烈に伸びた⑥海野が2Mを先取り。③山川の差し返しを封じて押し切った。③山川が2着、⑤細川が3着。①中村は2Mで無念の転覆を喫し、3連単は3万円を超える穴配当になった。海野は今年6回目Vで、来年3月のSG浜名湖クラシック出場の有力圏に入った。次走は12日からのG3児島オールレディース戦に出場する予定。