土屋智則がびわこ連続優出へ！
土屋智則は6月のG1江戸川周年で優勝。節間オール3連対Vで頂点に立ち、悲願の記念初タイトルを手にした。この活躍もあって賞金ランキングは現在37位（7月14日時点）という位置。SGチャレンジカップ（出場枠34）に向けて勝負駆けといえる状況だ。記念レースで結果を残して賞金王戦線に食らいつきたい。
びわこ周年は15年に優出3着に入った実績がある大会。松井繁や守田俊介らとV争いを繰り広げたのが記憶に新しい。びわこ参戦はそのとき以来で約1年8カ月ぶり。再び大暴れを見せるのか注目だ。

50歳のベテラン・大場敏が好調！
大場敏が好調だ。5月の蒲郡G3マスターズリーグで優勝するなど今年すでに4V（7月13日時点）をマーク。来年のSGボートレースクラシック出場が狙えそうな状況にいる。もしSG出場となれば08年のグランプリシリーズ以来で約9年ぶりだ。今年3月に50歳の大台を迎えたベテランが衰え知らずの走りを見せている。
この活躍が認められてびわこ周年出場のチャンスが巡ってきた。G1出場は2月の東海地区選手権と4月のマスターズチャンピオン（優出4着）に続いて今年3回目になる。びわこは3月の一般戦でオール2連対Vを飾ったばかりの水面。G1でも魅せてくれるはずだ。

守田俊介が三度目の正直へ！
守田俊介にとってこのびわこ周年は三度目の正直を狙う大会だ。3月にびわこで行われたG2秩父宮妃記念杯では優勝戦1号艇に乗る活躍を見せるも無念のイン戦2着でV取りならず。雪辱を期した5月のびわこG2秩父宮妃記念杯でも再び優勝戦1号艇に座りながら道中競り合いに敗れて6着。目の前にあった地元の大きなタイトルを立て続けに二度も取り逃がす屈辱を味わった。
今度こそ負けるわけにはいかない。14年に続く2回目のびわこ周年制覇へ、守田がどんな気迫の走りを見せるのか楽しみだ。

A1復帰の片岡雅裕が久々のG1！
片岡雅裕がA1級に帰ってきた。前々期に勝率6.10で惜しくも勝負駆けに失敗して4期ぶりのA2級降格を喫したが、前期は7優出2Vの活躍を見せて勝率6.36をマーク。2期ぶりのA1級返り咲きを果たした。G1出場は2月の四国地区選手権（優出4着）以来。久々の記念レース登場で暴れ回りたい。
5月のびわこG2秩父宮妃記念杯では2連対率28.8％の低勝率モーターを引きながら予選5位に入る活躍。準優4着で優出こそ逃したものの、節間4勝を挙げる快走でV争いをにぎわしていた。良いイメージを持ってびわこ周年に臨めそうだ。

好調の平尾崇典がタイトル奪還へ！
平尾崇典はびわこ周年の歴代覇者に名を刻む。08年の開設56周年記念だ。予選を12位で通過し、準優で4コース差し、優勝戦で3コースまくりを決めて頂点へ。勝負どころでセンターから連勝を飾って万舟券を連発し、自身2回目のG1制覇を成し遂げたのが印象的だった。
あれから9年、タイトル奪還へ機運は高まっている。6月のG1江戸川周年で優出5着、7月のG2江戸川MB大賞で優出3着に入るなど近況好リズム。記念メンバー相手に存在感を見せているだけに、2回目のびわこ周年制覇も夢ではないだろう。

仲谷颯仁がいよいよG1デビュー！
福岡115期の仲谷颯仁は前期勝率6.65をマーク。つい4期前までB2級だった新人がB1級→A2級→A1級と一気に階段を駆け上がり、デビューからわずか5期でトップランクにまで上り詰めてきた。ボートレーサー養成所時代にリーグ戦勝率7.99という超ハイアベレージを残した逸材がその能力を存分に見せている。
これで記念出場の権利をつかみ取り、びわこ周年でG1デビューを迎えることになった。1月の大村G2モーターボート誕生祭で優出3着に入った実績もあり、第一線で戦える力があることはすでに証明している。G1初陣でアッと驚く快走を演じる可能性も十分だろう。