近況充実の深川麻奈美が、その勢いを発揮

潜在能力を徐々に発揮してきた。2018年後期適用勝率（審査期間昨年11月～4月）は自身最高の6.12をマーク。昨年12月の若松男女ダブル優勝戦では、デビュー初優勝を飾った。近況は5節連続で予選を突破し、この間、優出は2回。3月1日以降の近況3カ月勝率は、6.74にも達する。
昨年、グランプリを制した桐生順平ら男女とも逸材の多い100期生。中でも深川は養成所、当時のやまと学校時代のリーグ戦勝率が6.19と、鎌倉涼、平高奈菜、川野芽唯、津田裕絵よりも高く、同期女子のNo.1だったほど。その能力から、まだ伸びしろが見込める。
もともと、まくりに迫力がある。近況はその精度も、展開への対応力も増した。今の勢いなら通算2回目Vへの期待が膨らむ。