昨年Vの廣中智紗衣が地元で進化を見せる

昨年の大村大会で、3コースからまくり、シリーズ優勝を飾った。「たまたまですよ。うまくはまりました」。こう謙遜したが、強気に、迷わず、勝機をたぐり寄せた。
今年もベスト12入りには届かなかったが、女子賞金20位でシリーズへ。7月の多摩川男女ダブル優勝戦Vなど、ときに攻め、ときに機敏にさばき、キレのあるターンを随所に披露してきた。
移籍後、地元となった平和島は優出こそないが、13年12月以降の近年5節はすべて予選を突破。相性は悪くない。「がつがつせず、楽しく走ることを心がけてます。まだまだ成長できるように頑張ります」と平静を保つことで結果につなげてきた。まだまだ進化するターンを武器に、今年も年末Vで締めくくる。