5月復帰の平山智加が、2節連続V飾る

またも地力の違いを発揮した。シリーズリーダーの平山智加が、堂々のイン逃げで快勝。今年5月の産休復帰後、初優勝だった7月の宮島ヴィーナスシリーズに続く2節連続V、通算24回目の優勝を飾った。
優勝戦は晴れ。向かい風が3メートル吹き、進入は枠なりの3対3で収まった。人気を集めた①平山がコンマ14のトップスタート。対するダッシュ勢は後手に回り、②香川と③坂もコンマ19まで。パワーも武器にした①平山が、圧倒的に有利な展開を築き、インから快勝した。握って攻めた③坂が2着に入った。3番手は④細川がいったん優勢も、⑤原田が小回りで追い上げ、最終コーナーで逆転3着を奪った。
平山は予選トップ通過を決め、勝負どころでもライバル勢を寄せ付けなかった。尼崎では13年1月に周年記念を制して以来の優勝となった。次走は8月29日からのG3多摩川オールレディース戦に出場する予定。