闘志健在！F3を乗り越えカムバック

周囲の不安を、あっさりとぬぐい去った。日高は約5カ月ぶりの実戦となった2月の鳴門ヴィーナスシリーズ戦で見事に優出（5着）。久々の復帰戦で十分過ぎる存在感を発揮した。
前期、まさかの期別3本ものフライングを切った。1本目の30日の休みは消化していたものの、その後に2本目60日、3本目90日を合わせ、合計150日＝5カ月間ものあっせん辞退期間が課せられた。失礼ながら引退？と心配もしたが、見事にカムバック。復帰節の鳴門、続く平和島ヴィーナスシリーズとも、そつなく、粘り強く、立ち回った。「グレートマザー」と称される強さ、闘志は健在だった。
大村は05年レディースチャンピオンでG1初優勝を飾り、近況も4節連続優出中と相性はいい。今回もレース勘を徐々に戻しつつ、復活へのステップを踏む。