ピックアップレーサー

大渦大賞
2023.11.30
〜12.05

関東4266 長田頼宗
G1制覇で勢いに乗る長田頼宗!

長田頼宗は11月の若松周年で優勝。2連対率3位の好モーターを快速パワーに仕上げ、2・3・4・1・1・1・1・1着と3日目から怒涛(どとう)の5連勝をマークして頂点へ。優勝戦で見せた3コースまくりは圧巻だった。長田にとってはこれが18年の平和島周年以来となる2回目のG1制覇。約5年10カ月ぶりにG1タイトルを獲得し、来年のSGボートレースクラシック出場権も手中にする価値ある優勝となった。
この勢いで鳴門周年でも見せ場をつくるのか注目が集まる。長田は鳴門通算5優出0Vでまだ当地優勝歴こそないが、12年に鳴門周年で優出した実績もあるだけに楽しみだ。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
122.4%640.1275.0%15.6%3.1%
215.4%440.1418.1%25.0%18.1%
316.1%450.1428.8%40.0%17.7%
417.5%500.1510.0%14.0%30.0%
517.1%490.1612.2%36.7%12.2%
611.2%320.179.3%18.7%18.7%
東海4960 黒野元基
鳴門ルーキー覇者の黒野元基!

黒野元基はこれまで鳴門を7節走って4優出1Vと当地好相性。22年7月の鳴門ルーキーシリーズでは中村日向や定松勇樹らとの激しいV争いを制して優勝している。当地前走となる今年9月の鳴門一般戦でも1・3・2・1・2・2・2着の節間オール3連対で優出2着に入る活躍を見せたばかり。当地記念レース出場は今回の鳴門周年が初めてだが、大暴れを見せても不思議ではないだろう。
黒野は今年3月の多摩川周年でG1初優出をマークしたが、その後はG1を6節走って準優出2回、優出ゼロとやや記念戦線の壁に苦しんでいる。鳴門周年では来年につながる走りを見せたいところだ。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
119.8%520.1753.8%21.1%5.7%
215.2%400.1312.5%35.0%25.0%
316.7%440.159.0%38.6%27.2%
420.2%530.1524.5%22.6%26.4%
516.0%420.1416.6%21.4%26.1%
611.8%310.150.0%19.3%19.3%
近畿4686 丸野一樹
大会2連覇をめざす丸野一樹!

いま鳴門巧者といえば真っ先に丸野一樹の名が挙がるかもしれない。21年12月の鳴門BBCトーナメントを3コースまくり差しで制して当地記念初Vを飾ると、22年5月の鳴門周年でも3・1・1・3・6・1・1・1着で優勝して当地記念2節連続Vをマーク。鳴門で大暴れが続いている。これまで鳴門周年の2連覇は93・94年の中道善博、08・09年の松井繁が達成しており、丸野が史上3人目の記録を狙う。
近況の丸野は9月の高松宮記念で優出4着、11月の徳山周年で優出2着に入るなどリズム上々。この鳴門周年で優勝して来年のSGボートレースクラシックの出場権も確保したいところだ。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
123.2%590.1576.2%10.1%0.0%
213.7%340.1414.7%29.4%23.5%
314.9%380.1431.5%15.7%26.3%
416.5%420.1511.9%23.8%21.4%
515.3%390.1512.8%15.3%30.7%
616.1%410.170.0%17.0%19.5%
四国5043 中村日向
中村日向が鳴門G1連続Vへ!

鳴門では今年2月に四国地区選手権が開催された。優勝したのは中村日向だ。直前の児島戦でデビュー初Vを飾ったばかりだった中村は、勢いをそのまま鳴門に持ち込み、予選を3・1・1・1・4・1着でトップ通過する大躍進。そして準優でイン逃げを決めて自身3回目のG1優出を果たすと、優勝戦でもインから逃げ切って頂点へ。24歳(当時)の若武者が大仕事をやってのけ、登録5000番台初のG1ウイナーとなって一躍全国区に名を売った。
中村は鳴門通算5優出1Vと当地好相性。地元丸亀(通算2優出0V)よりもはるかに成績が良い。鳴門周年でも再び大暴れを見せて当地G1連続Vを飾るのか注目が集まりそうだ。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
125.3%740.1470.2%13.5%6.7%
215.4%450.1235.5%28.8%11.1%
316.4%480.1529.1%20.8%14.5%
415.4%450.1415.5%24.4%22.2%
515.4%450.1515.5%11.1%20.0%
611.9%340.135.8%5.8%26.4%
中国4166 吉田拡郎
鳴門5節連続優出中の吉田拡郎!

吉田拡郎は鳴門5節連続優出中だ。22年1月の一般戦で優勝戦1号艇に乗って2着、22年10月の一般戦では優勝戦で2コース差しを決めて優勝、23年1月の一般戦で優勝戦1号艇に乗って3着、同月末の一般戦では優勝戦をイン逃げで制して優勝、23年8月の一般戦で優出3着と、すべて一般戦とはいえ快走が続いている。満を持して迎える鳴門周年で見せ場をつくる可能性十分だろう。
吉田は9月に桐生周年と唐津周年で連続優出を飾るなど好調だったが、10月以降は記念出場3節(11月18日時点)すべて予選落ちとリズム下降線。年末に向けて調子を上げていきたいところだ。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
123.2%680.1477.9%8.8%5.8%
216.1%460.1415.2%43.4%15.2%
314.0%410.1334.1%21.9%12.2%
415.0%440.1225.0%25.0%31.8%
518.4%540.1314.8%24.0%29.6%
613.0%380.147.8%13.1%23.6%
九州4148 枝尾賢
快進撃が続く枝尾賢!

枝尾賢は11月の大村周年で優勝。2連対率1位の好モーターとコンビを組み、予選を3・1・3・1・2着のオール3連対で2位通過すると、準優はイン逃げ、優勝戦は4コースまくりで制して頂点へ。19年の江戸川周年以来となる2回目のG1制覇を果たし、約4年2カ月ぶりに記念タイトルを手にした。
枝尾は今年19優出(3V)をマークしており、これは池田浩二、吉田拡郎、吉田俊彦と並んで全選手中トップタイの数字(11月18日時点)。充実の走りが続いていただけに、G1優勝も決して驚くことではなかった。この勢いで鳴門周年でも大暴れして不思議ではないだろう。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
125.0%770.1272.7%15.5%9.0%
215.6%480.1522.9%31.2%18.7%
316.2%500.1524.0%22.0%24.0%
416.9%520.1315.3%30.7%21.1%
517.2%530.139.4%22.6%28.3%
68.7%270.117.4%3.7%33.3%