石野貴之がまくり一撃で大雪の決戦を制す記録的な寒波に見舞われたG1唐津周年の最終日。大雪のなかで行われた優勝戦を制したのは、赤いカポックの石野貴之だった。石野は予選を5・6・2・2・6・1着と苦戦しながら得点率16位タイでなんとか突破すると、準優では6コースからコンマ01のスタートを決めて会心のまくり差しで勝利。優勝戦は3号艇で4カドとなり、コンマ08の快ショットで一気にまくり切った。気温マイナス3℃の極寒決戦を制した石野は、昨年7月のSGオーシャンカップ以来となる記念タイトルを獲得。G1通算では5回目の優勝となった。