近況メキメキ頭角を現わしてきた大山千広
近況は明らかな成長曲線を描いている。大山博美を母に持ち、ボートレース界初の母娘レーサーとして15年5月にデビュー。大きな話題を集め、重圧もある中、約2年間のプロ生活で着実に力を蓄えてきた。
前々期勝率3.96に対し、前期勝率は5.14。さらに新期(2017年5月以降)に入り、6月27日現在の勝率は5.88と飛躍的に数字を伸ばしている。センスのあるセンターさばきに加え、スロー進入での対処に進境が見られ、予選突破の回数が増してきた。
「フレッシュルーキー」に選出されている地元芦屋は今年早くも4回目の登場。2月に優勝戦1号艇でフライングを切った苦い思い出もあるが、その経験も糧に、3度目の優出&初優勝へ向け、さらなるステップアップを踏む。
進入コース別成績 | ||||
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進入 コース | 進入率 | 出走 回数 | 平均 ST | 入着率 |
1 | 5.2% | 10 | 0.23 | |
2 | 4.1% | 8 | 0.20 | |
3 | 4.6% | 9 | 0.19 | |
4 | 18.6% | 36 | 0.17 | |
5 | 27.8% | 54 | 0.17 | |
6 | 39.7% | 77 | 0.19 |