流れ改善の喜井つかさが地元の意地見せる

やっと復調傾向になってきた。今年序盤はやや苦戦を強いられ、1月から5月までの勝率は5.01。対して6月から8月の最近3カ月勝率は6.07と大幅に改善してきた。この間、優出こそないものの、予選通過数は格段に増えた。
もともとターンの積極性、まくり差しのスピード感に見どころはある。14年11月に大けがを負い、出走回数不足でB2級に下降した時期もあったが、2016年前期から、すぐにA2級に返り咲いた。もちろん今後はA1級を狙える素質を十分に備える。
15年1月以降の児島勝率6.03は、出場メンバー中、第7位にランク。地元では守屋美穂、樋口由加里に次ぐ良績で、その先輩らとともに岡山勢の層の厚さを存分に見せたい。