東都期待の永井彪也がG1デビュー！
東京109期の永井彪也は前期勝率6.47をマークしてA1級初昇格。期末最終節となった4月末の江戸川一般戦でオール2連対Vを飾って勝率アップし、A1級を手にするという劇的な勝負駆けだった。
一躍東京支部の期待を集める存在となり、多摩川推薦を受けて8月の若松ボートレースメモリアルでSG初出場を果たすことも決定。これから全国区に名をとどろかせる選手となっていくだろう。その前にこの浜名湖周年でG1デビュー戦を迎える。記念初参戦でしっかり手応えをつかんで来月のSGへ弾みをつける一節にしたいところだ。

菊地孝平が大会2連覇を狙う！
前回の浜名湖周年は今年2月に開催。優勝戦1号艇に坪井康晴、2号艇に菊地孝平が並び、地元の同県同期による一騎打ちのV争いとなった。この戦いを制したのは菊地だ。2コースからコンマ05の弾丸ショットで先手を奪い、差しハンドルを決めて坪井を撃破。08年以来となる8大会ぶり2回目の浜名湖周年Vを果たした。
菊地は5月の浜名湖GWレースと7月の浜名湖一般戦でも優勝しており現在当地3節連続V中。浜名湖水面に絶対的な自信を持っている。96･97年度の服部幸男以来となる浜名湖周年2連覇は射程圏だ。

吉川元浩がG1戦線に復帰！
吉川元浩がG1に帰ってくる。昨年10月のびわこ周年で優勝戦フライングを切って6カ月間のG1・G2選出除外となっていたが、いよいよその処分が解けて浜名湖周年からG1戦線に復帰だ。G1出場は昨年12月の福岡周年以来のため今年初めてになる。
長い間一般戦回りを強いられていた吉川だが、今年16節走って12優出6Vをマークするなどリズムは上々。前期勝率8.40でナンバーワンにも輝いており、満を持してのG1カムバックとなりそうだ。

ダッシュ戦で魅せる新人王・山田祐也！
昨年の最優秀新人選手、徳島112期の山田祐也が着実にステップアップしてきた。前期勝率6.83をマークしてA1級に初昇格。8月の若松ボートレースメモリアルで鳴門推薦を受けてSG初出場を飾ることも決まった。徳島支部の次代を担う存在として注目度は高まるばかりだ。
前期4コースと5コースで1着率41％をたたき出すなどキレ味抜群のダッシュ戦が魅力。浜名湖周年でも高配当の使者となる可能性十分だろう。浜名湖は今年3月の一般戦で優勝している水面だけに大暴れの期待大だ。

新田泰章が高配当を演出する！
新田泰章は前期勝率6.28をマークして勝負駆けに成功し、2期ぶりにA1級へ復帰。記念戦線へ返り咲くチャンスをつかんだ。この浜名湖周年は昨年11月の尼崎周年以来となる久々のG1出場機会だ。これまでG1は5節走って準優出2回というまずまずの成績。5節で1着8本を奪い、そのうち2本が4万円台の舟券となるなど次々に高配当を提供している。舟券の狙い目として見逃せない存在だ。
浜名湖では昨年8月の一般戦で5コースまくりを決めて優勝した実績もある。当地G1初登場でどんな走りを見せるのか楽しみだ。

5大会ぶりの奪還を狙う峰竜太！
峰竜太は13年に浜名湖周年を制覇。優勝戦は1号艇ながら白井英治にインを奪われる展開となるも、2コースからコンマ06のトップスタートを決めてまくり切る印象的なレースだった。浜名湖では12年ボートレースオールスターと15年周年記念でも優出するなど好走が目立つ。今回も5大会ぶりのタイトル奪還を目指して果敢な走りを見せてくれそうだ。
今年G1は8節走って6優出1Vという抜群の安定感。全66走で6着わずか1本という大崩れのなさが光る。着実にポイントを稼いでV争いに加わってくる可能性が高いだろう。