G1初出場を果たす大豆生田蒼!
芦屋レディースチャンピオンの選考期間は昨年6月~今年5月。52枚の切符を巡って激しい勝負駆けの攻防が行われ、ボーダー勝率は5.36という過去最高の数字を記録した。そんななか選考勝率52位のギリギリに滑り込んだのが埼玉111期の大豆生田蒼だ。昨年は予備6位で惜しくも出場権を逃して悔しい思いをしたが、雪辱を果たしてレディースチャンピオン初出場の切符をつかんだ。
これで重圧から解放されたのか、6月に入って常滑と若松のヴィーナスシリーズで連続優出をマークするなど近況リズム上昇中。良い流れで初めての大舞台に臨めそうだ。まずはG1初1着水神祭を飾って勢いに乗りたい。
進入コース別成績 | ||||
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進入 コース | 進入率 | 出走 回数 | 平均 ST | 入着率 |
1 | 15.7% | 30 | 0.21 | |
2 | 16.2% | 31 | 0.17 | |
3 | 20.9% | 40 | 0.16 | |
4 | 16.2% | 31 | 0.14 | |
5 | 17.3% | 33 | 0.16 | |
6 | 13.1% | 25 | 0.17 |
絶好調の長嶋万記がV候補筆頭か!
芦屋レディースチャンピオンでV候補筆頭に名が挙がるのは長嶋万記だろう。選考勝率7.66は断トツの1位。今年すでに6Vと近況絶好調で、女子賞金ランキング1位(7月21日時点)を快走している。今年女子戦でほぼ敵なしの状態で勝ちまくっている長嶋が女王争いのカギを握ることは間違いないだろう。
そんな長嶋だが大舞台ではまだ結果を残せていない。レディースチャンピオンは過去10回出場して意外にも優出ゼロ。今年3月のレディースオールスターでもエース機を引いて予選を2位で通過しながら準優敗退に終わっている。今度こそ勝負強さを発揮してビッグタイトル初戴冠なるか。
進入コース別成績 | ||||
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進入 コース | 進入率 | 出走 回数 | 平均 ST | 入着率 |
1 | 25.7% | 76 | 0.17 | |
2 | 17.2% | 51 | 0.16 | |
3 | 18.2% | 54 | 0.18 | |
4 | 15.9% | 47 | 0.15 | |
5 | 12.5% | 37 | 0.15 | |
6 | 10.5% | 31 | 0.19 |
6大会ぶりに帰ってきた五反田忍!
かつて近畿地区はレディースチャンピオンで苦戦が続いていた。しかし14年に水口由紀が近畿勢初の女王戴冠を果たすと、昨年は中谷朋子、遠藤エミ、今井美亜の3人が優出する大活躍。いまや近畿勢は女子戦線に一大勢力を築くまでになった。
今回の芦屋レディースチャンピオンで近畿地区から注目したいのは五反田忍だ。4月に芦屋オールレディースで圧巻のオール3連対V。約5年ぶりとなる優勝を飾り、芦屋で芦屋行きの優先出場権を手にした。レディースチャンピオン出場は12年以来で6大会ぶりだ。久々に大舞台に帰ってきた五反田が、再び芦屋で快走を演じるのか目が離せない。
進入コース別成績 | ||||
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進入 コース | 進入率 | 出走 回数 | 平均 ST | 入着率 |
1 | 16.5% | 33 | 0.19 | |
2 | 19.5% | 39 | 0.17 | |
3 | 14.5% | 29 | 0.15 | |
4 | 18.5% | 37 | 0.15 | |
5 | 16.5% | 33 | 0.17 | |
6 | 14.5% | 29 | 0.15 |
初出場の中村桃佳が台風の目に!
中村桃佳がいよいよ女子ビッグレースに初登場する。すでに2月の四国地区選手権でG1初出場を果たして準優出も飾り、5月のボートレースオールスターではSGも経験。レディースチャンピオン初出場とはいえもう場数は踏んでいる。地区選とオールスターでは1着を奪えなかっただけに、まずはシリーズ序盤に記念初1着を飾って流れをつかみ、準優・優勝戦と勝ち上がりたいところだ。
芦屋は今年3月の一般戦で優出2着の結果を残したこともある水面。相性にも不安はないだけに、V争いを沸かせる台風の目となる可能性は十分かもしれない。
進入コース別成績 | ||||
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進入 コース | 進入率 | 出走 回数 | 平均 ST | 入着率 |
1 | 18.4% | 40 | 0.18 | |
2 | 15.7% | 34 | 0.17 | |
3 | 18.4% | 40 | 0.13 | |
4 | 17.5% | 38 | 0.14 | |
5 | 15.2% | 33 | 0.18 | |
6 | 14.7% | 32 | 0.17 |
2連覇へ照準を合わす海野ゆかり!
昨年津で行われたレディースチャンピオンは海野ゆかりが優勝。予選を2・1・1・3着でトップ通過すると、準優進出戦はコンマ08、準優はコンマ05、優勝戦はコンマ08とインから鋭発ショットを連発し、1号艇3連戦のプレッシャーを見事に跳ね返して頂点に立った。04年に多摩川で女王初戴冠を果たして以来、13大会ぶりのタイトル奪還劇だった。
今年は史上4人目のレディースチャンピオン連覇を狙う戦いになる。芦屋は通算5Vを誇る好相性水面なだけにその期待は高まるばかりだ。大舞台で強い海野が今年も千両役者ぶりを見せるのか。
進入コース別成績 | ||||
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進入 コース | 進入率 | 出走 回数 | 平均 ST | 入着率 |
1 | 24.7% | 66 | 0.18 | |
2 | 16.5% | 44 | 0.17 | |
3 | 17.2% | 46 | 0.15 | |
4 | 18.0% | 48 | 0.16 | |
5 | 13.9% | 37 | 0.17 | |
6 | 9.7% | 26 | 0.21 |
小野生奈が昨年のもうひとつ上へ!
小野生奈の進化が止まらない。5月のボートレースオールスターで準優4着、7月のオーシャンカップで準優3着とSGで立て続けに予選を突破。持ち前のまくり速攻に加えて展開を突く差しハンドルも鋭さを増し、記念戦線で大いに存在感を示している。
レディースチャンピオンでもV有力候補になることは間違いないだろう。昨年は優出2着でV取りまであと一歩に迫った。今年は地元芦屋で女王の座をつかみ取りたい。また現在女子賞金ランキングは15位(7月21日時点)で、4年連続のクイーンズクライマックス出場へ黄ランプが灯っている状態。賞金の上積みも図りたい一節になる。
進入コース別成績 | ||||
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進入 コース | 進入率 | 出走 回数 | 平均 ST | 入着率 |
1 | 23.3% | 61 | 0.14 | |
2 | 15.3% | 40 | 0.15 | |
3 | 16.8% | 44 | 0.16 | |
4 | 17.2% | 45 | 0.16 | |
5 | 15.6% | 41 | 0.18 | |
6 | 11.8% | 31 | 0.19 |