中田竜太がヤング制覇の地に帰還!
蒲郡では9月にプレミアムG1ヤングダービーが開催された。頂点に立ったのは中田竜太だ。選考勝率1位でV候補筆頭格として参戦した中田は、初日ドリーム戦でイン逃げを決めるなど予選を5位で通過。準優は3コースまくりで制して優出切符をもぎ取る。優勝戦1号艇が転がり込んでくる幸運もあり、最後はインから逃げ切ってVゴール。第4代ヤングダービー覇者の座に就いた。
あれから約1カ月半、中田がG1ダイヤモンドカップで早速蒲郡に帰ってくる。当地G1連続Vをかけての参戦だ。蒲郡は最近6節で5優出1Vと相性の良い水面。再び快走を演じる可能性十分だろう。
進入コース別成績 | ||||
---|---|---|---|---|
進入 コース | 進入率 | 出走 回数 | 平均 ST | 入着率 |
1 | 23.1% | 62 | 0.15 | |
2 | 16.0% | 43 | 0.17 | |
3 | 15.3% | 41 | 0.17 | |
4 | 15.7% | 42 | 0.14 | |
5 | 14.6% | 39 | 0.16 | |
6 | 15.3% | 41 | 0.14 |
59歳の大嶋一也が近況リズム上々!
大嶋一也が近況好調だ。10月の丸亀G3マスターズリーグで約1年9カ月ぶりの優勝を飾ると、その翌節にはびわこG3企業杯も制して2節連続V。丸亀では2コース差し、びわこでは2コースまくりを決めての優勝だった。来年1月には60歳の還暦を迎える大嶋が、ベテラン健在ぶりを大いにアピールしている。
記念出場機会はあまりない大嶋だが、今年G1を4節走って準優出2回と上々の成績をマーク。積極的なコース取りと的確なハンドルで随所に見せ場を作っている。07年マスターズチャンピオン以来となる約10年ぶりのG1制覇も決して夢物語ではないだろう。
進入コース別成績 | ||||
---|---|---|---|---|
進入 コース | 進入率 | 出走 回数 | 平均 ST | 入着率 |
1 | 30.6% | 77 | 0.14 | |
2 | 50.8% | 128 | 0.16 | |
3 | 18.7% | 47 | 0.15 | |
4 | 0.0% | 0 | - | |
5 | 0.0% | 0 | - | |
6 | 0.0% | 0 | - |
得意の蒲郡で魚谷智之がGP切符を狙う!
魚谷智之は10月のG1津周年で優勝。約8年ぶりとなる久々の記念制覇を成し遂げた。この活躍もあって現在賞金ランキングは21位(10月24日時点)。一気にベスト18争いをにぎわす存在になってきた。
2年連続5回目のグランプリ出場に向け、この蒲郡ダイヤモンドカップは賞金を上積みする絶好のチャンスだろう。魚谷にとって蒲郡は07年にボートレースメモリアルでSGタイトルを取った水面。相性は申し分ない。昨年6月の蒲郡SGグランドチャンピオンでは優勝戦1号艇で5着に敗れ、今年3月のG1蒲郡周年では予選を2位で通過するも準優3着で敗退しているだけに、今度こそ頂点に立って逆転のグランプリ出場を決めたい。
進入コース別成績 | ||||
---|---|---|---|---|
進入 コース | 進入率 | 出走 回数 | 平均 ST | 入着率 |
1 | 20.8% | 51 | 0.15 | |
2 | 15.9% | 39 | 0.15 | |
3 | 16.7% | 41 | 0.13 | |
4 | 20.0% | 49 | 0.14 | |
5 | 13.9% | 34 | 0.15 | |
6 | 12.7% | 31 | 0.15 |
ナイター巧者の市橋卓士に注目!
市橋卓士は10月のG1桐生周年で優勝戦1号艇に乗る大活躍。惜しくも優勝は逃して4着に敗れたが大いに存在感を見せる1節だった。予選では5走すべてゼロ台スタートを決める果敢な走り。また、差し、まくり、まくり差し、逃げと多彩な技で節間5勝を挙げた攻めは圧巻だった。
市橋はこれまで記念優出9回をマークしているが、そのうちナイターが6回とめっぽう夜に強い。蒲郡では15年ボートレースメモリアルでSG初優出を飾っている。今回の蒲郡G1ダイヤモンドカップでも大暴れする可能性大だろう。15年の四国地区選手権以来となる2回目のG1制覇を目指す。
進入コース別成績 | ||||
---|---|---|---|---|
進入 コース | 進入率 | 出走 回数 | 平均 ST | 入着率 |
1 | 23.3% | 68 | 0.14 | |
2 | 14.7% | 43 | 0.15 | |
3 | 16.4% | 48 | 0.15 | |
4 | 17.8% | 52 | 0.14 | |
5 | 14.7% | 43 | 0.15 | |
6 | 13.0% | 38 | 0.15 |
前本泰和が正念場のときを迎える
前本泰和が最後のひと踏ん張りだ。現在賞金ランキングは16位(10月25日時点)。9月のG1レース3連戦、多摩川周年、常滑周年、下関周年でいずれも予選落ちを喫してジワジワとランキングを下げてきた。ベスト18入りへもう後ろには下がれない状況だ。グランプリ初出場に向けて正念場のときになる。
蒲郡ダイヤモンドカップで結果を残して少しでもランクアップしたいところ。蒲郡は通算5Vの実績がある水面で、今年5月の当地一般戦でも11戦8勝のピンラッシュで優勝したばかりだ。11月末のSGチャレンジカップを有利な賞金位置で迎えるためにも、この蒲郡G1が大切になる。
進入コース別成績 | ||||
---|---|---|---|---|
進入 コース | 進入率 | 出走 回数 | 平均 ST | 入着率 |
1 | 25.9% | 75 | 0.15 | |
2 | 25.5% | 74 | 0.17 | |
3 | 26.2% | 76 | 0.17 | |
4 | 12.1% | 35 | 0.19 | |
5 | 9.0% | 26 | 0.20 | |
6 | 1.4% | 4 | 0.13 |
羽野直也がG1覇者としての船出!
羽野直也は10月のG1大村周年で優勝。22歳の若武者が準エース機をハイパワーに仕上げて一気に頂点へ駆け上がった。G1出場わずか4節目で見せた快進撃。夢のようなサクセスストーリーだった。
一躍注目度を跳ね上げた羽野が、G1タイトルホルダーとなってから初めて迎える記念レースが蒲郡ダイヤモンドカップだ。周囲の視線がより厳しくなるなか結果を求められる1節だ。蒲郡はまだ出場歴1節という水面。9月のヤングダービーが当地初参戦だった。あの節は準優4着に終わっているだけに、今回は優出が目標になってくるだろう。
進入コース別成績 | ||||
---|---|---|---|---|
進入 コース | 進入率 | 出走 回数 | 平均 ST | 入着率 |
1 | 20.4% | 55 | 0.14 | |
2 | 15.2% | 41 | 0.15 | |
3 | 16.4% | 44 | 0.14 | |
4 | 20.1% | 54 | 0.14 | |
5 | 14.9% | 40 | 0.13 | |
6 | 13.0% | 35 | 0.15 |