2018 04.17~04.22
関東3159 江口晃生

江口晃生が5年ぶりの奪還を目指す!
江口晃生は13年のびわこ大会でマスターズチャンピオンにデビュー。いきなり初出場初Vを飾って48歳で名人位についた。しかしその後はこの大会でなかなか思うような成績を残せず苦戦。昨年は予選2位通過の活躍で4年ぶりに優出を果たしたものの、優勝戦は2号艇で6着という悔しい結果に終わっている。今年こそ5年ぶりのタイトル奪還を目指したい。
近況リズムは上々だ。今期勝率7.35(4月6日時点)の好成績で、1月のG1平和島周年で優出2着に入るなど記念戦線でも活躍。53歳となった今なお健在そのものだ。円熟味を増した走りで頂点を狙う。

進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST入着率
126.8%670.14
257.2%1430.15
312.0%300.15
44.0%100.13
5-%0
6-%0

東海3422 服部幸男

47歳の大会最年少Vを狙う服部幸男!
昨年まで48歳以上が出場資格となっていたマスターズチャンピオンだが、今年から規定が変わって45歳以上へと引き下げられた。これにより新たに有資格者となった選手が今年のマスターズには多数登場。出場52人のうち半分以上の29人が大会初参戦というフレッシュな顔ぶれとなった。
47歳の服部幸男もその一人だ。21歳でSG最年少優勝を飾るなど90年代に艇界を席巻した服部が、デビューから約29年の時を経て名人戦線に加わることになった。4月の唐津周年で久々のG1優出を飾るなどリズムを上げてきただけにマスターズ初陣でどんな戦いを見せるのか注目が集まる。

進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST入着率
123.6%620.16
218.3%480.16
323.6%620.16
421.7%570.16
59.9%260.13
63.0%80.19

近畿3415 松井繁

いよいよ王者がマスターズ初参戦!
今年のマスターズチャンピオン最大の目玉だろう。松井繁が48歳を迎えていよいよ初参戦だ。SG優勝12回を誇る王者がマスターズ戦線にどんな風を吹き込むのか目が離せない。
近況は1月のG1平和島周年で優出4着、3月のG1戸田周年で優出5着に入るなどリズムはまずまず。賞金ランキング8位(4月6日時点)につけており、マスターズで優勝賞金1000万円を手にして13年連続グランプリ出場へ一歩前進したいところだ。福岡は昨年11月のG1周年記念で優勝したばかり水面で相性は申し分なし。断然のV候補筆頭格になることは間違いないだろう。

進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST入着率
123.9%650.13
223.9%650.16
322.8%620.15
419.1%520.14
57.0%190.16
63.3%90.16

四国3232 山川美由紀

山川美由紀が初の女流名人へ!
四国地区から今年のマスターズチャンピオンに出場するのは山川美由紀と三嶌誠司の香川支部勢2人。残念ながら徳島支部は不在となっている。
山川は4年連続4回目のマスターズ参戦。3月のG2レディースオールスターで優出3着に入るなどリズム上々なだけに大暴れの期待がかかりそうだ。
マスターズでの女子勢は日高逸子が2回、高橋淳美が1回の優出を記録し、2人とも2着の準Vという好成績を残しているが、まだ優勝者は出せていない。今年は女子から日高、山川、寺田千恵の3人が登場。史上初の女流名人を目指す戦いに注目したい。

進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST入着率
123.8%560.15
215.7%370.15
321.7%510.16
416.2%380.13
515.3%360.13
67.2%170.15

中国2992 今村豊

連覇&4Vの偉業に挑む今村豊!
マスターズチャンピオンの歴史に最も深く名を刻んできた選手は今村豊だといって間違いない。10年の徳山大会で初出場して優出2着に入ると、11年の常滑大会を49歳で制して名人初戴冠。15年の児島大会では8連勝パーフェクトVの金字塔を打ち立てて4年ぶりのタイトル奪還を果たし、昨年の津大会では史上初のマスターズ3Vを成し遂げた。これまでマスターズは8回走って7優出3Vという驚異的な成績。大会の主役であり続けてきた。
今年は大会記録更新の4Vと大会史上初の2連覇を狙う戦いだ。45~48歳の"若手"が大挙参戦してくるなか、56歳の今村がいかに迎え撃つのか楽しみにしたい。

進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST入着率
124.7%560.13
215.0%340.15
318.1%410.16
419.8%450.11
514.1%320.15
68.4%190.12

九州3257 田頭実

田頭実が地元で名人位奪還へ!
田頭実は一昨年にびわこで行われたマスターズチャンピオンの覇者。第17代名人の称号を持つ。昨年は前回覇者として優先出場権を得ていたが、選考締切7日前にフライングを切ってF休みで切符を棒に振り、戦わずして連覇の道が断たれる残念な結果となってしまった。今年はしっかり出場権を勝ち取り、2年ぶりにマスターズに臨む。
今年は開催地が地元福岡なだけに気合も人一倍だろう。当地は04年のSGボートレースダービーなど記念3Vの実績を誇る水面だ。持ち前の速攻力をいかんなく発揮できれば、タイトル奪還への道はおのずと開けるに違いない。

進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST入着率
127.3%540.12
232.3%640.16
325.8%510.15
410.6%210.13
52.0%40.14
62.0%40.12