2018 08.21~08.27
関東3590 濱野谷憲吾

丸亀周年覇者の濱野谷憲吾!
今年のSGボートレースメモリアルは丸亀ナイターが舞台だ。丸亀では14年に山崎智也、15年に毒島誠、17年に中田竜太、18年に濱野谷憲吾が周年記念で優勝するなど、近年なぜか関東地区勢の活躍が目立つ。メモリアルでも群馬・埼玉・東京の計11人がカギを握る存在となってくるのか。
なかでも期待が高まるのは濱野谷だろう。今年6月の丸亀周年で2・3・3・2・2・1・1着のオール3連対V。約3年ぶりのG1制覇を果たして完全復調を印象づけた。現在賞金ランキング14位(8月7日時点)につけており、再び丸亀で結果を残すことができれば、8年ぶりのグランプリ出場が明確に見えてくる。

進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST入着率
123.6%530.14
218.2%410.15
316.4%370.15
418.7%420.15
513.3%300.16
69.8%220.17

東海3960 菊地孝平

メモリアル2Vの菊地孝平!
菊地孝平はSGボートレースメモリアルで2回の優勝歴を持つ。05年の若松大会ではSG初優出を飾って勢いそのままに3コースまくりでSG初V。16年の桐生大会では予備3位から繰り上がりで出場してあれよあれよという間に優勝をさらった。メモリアルは通算4優出2Vと相性の良い大会だ。
丸亀水面との相性もまずまず。13年のG1丸亀周年で優出4着、同年の丸亀SGメモリアルで優出3着、そして今年6月のG1丸亀周年で優出4着と計3回の記念優出歴がある。ナイター巧者の菊地が丸亀でスリット攻勢を見せて3度目のメモリアル制覇への道を描くのか。

進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST入着率
122.0%620.11
217.4%490.11
320.6%580.11
418.4%520.11
514.2%400.11
67.4%210.13

近畿3557 太田和美

太田和美が約1年2カ月ぶりのSG復帰!
太田和美がSGに帰ってくる。F2の影響でA2級降格を喫したこともあって長く大舞台から遠ざかっていたが、ようやくA1級に復帰して記念戦線へカムバック。SG出場は昨年のグランドチャンピオン以来で約1年2カ月ぶりだ。
久々のSGで大暴れしそうな気配は十分にある。ボートレースメモリアルの開催地・丸亀は周年記念で3回のV歴を持つ好相性水面。12年と13年には丸亀周年2連覇という史上2人目の偉業を達成したこともある。現在賞金ランキングは22位(8月7日時点)につけている太田にとって、丸亀メモリアルがグランプリ出場への大きなカギを握ってきそうだ。

進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST入着率
127.3%710.16
220.0%520.17
316.9%440.16
421.2%550.17
59.2%240.13
65.4%140.17

四国3908 重成一人

重成一人が悲願の地元SG初優出へ!
丸亀SGでいつもV候補筆頭格に名が挙がるのが地元の重成一人だ。07年と09年の丸亀周年で優勝するなど当地記念3Vの実績。幾度も丸亀で快走を演じてきただけに、当地でのSGとなればV取りに期待が集まるのは当然のことだろう。
しかし丸亀SGはこれまで5回走って優出ゼロ。14年の丸亀オーシャンカップでは予選6位通過も準優4着惜敗、昨年の丸亀オーシャンカップでも予選4位の活躍を見せながら準優4着敗退となぜか準優の壁を越えられずにいる。重成が丸亀SGでファイナルの舞台に立つ姿を地元ファンは待っている。そしてSG初制覇の瞬間を目の前で見届けることを丸亀のファンは願っている。

進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST入着率
121.7%600.13
213.8%380.14
315.2%420.13
415.6%430.13
515.6%430.14
618.1%500.13

中国3942 寺田祥

メモリアル連覇を狙う寺田祥!
昨年の若松ボートレースメモリアルを制したのは寺田祥だ。2連対率3位の好モーターをハイパワーに仕上げ、1・2・1・1・1・1・1・1着の準パーフェクトVで頂点へ。長くSGタイトルから見放されてきたのが嘘のような勝ちっぷりを演じ、SG優出10回目で悲願のSG初Vを成し遂げた。
今年はタイトル防衛を目指して丸亀に乗り込む。創設から64年もの歴史を誇るメモリアルだが、大会2連覇は63・64年の倉田栄一、11・12年の瓜生正義しか達成できていない難業だ。史上3人目の大記録に挑む寺田から目が離せない。

進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST入着率
124.2%590.16
213.9%340.17
316.8%410.15
417.6%430.15
513.5%330.16
613.9%340.14

九州3944 山口裕二

山口裕二が39歳でSGデビュー!
今回の丸亀ボートレースメモリアルではSG初出場を飾る選手が3人いる。山口裕二、大池佑来、磯部誠だ。
長崎支部の山口は97年デビューの81期生。同期には池田浩二、寺田祥、佐々木康幸、飯山泰らがいる。デビュー4期目にA級初昇格を果たすなど早くから頭角を現した山口だが、その後はA1級とA2級を行ったり来たりする日々。なかなか記念戦線に定着できない時期が長く続いた。しかし近況6期連続でA1級キープとここにきて安定感が増し、昨年10月の大村周年ではG1初優出もマークするなど躍進。そしてデビューから21年目、ついに39歳でSGデビューを迎えることになった。遅咲きの花がどんな輝きを見せるのか注目したい。

進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST入着率
124.3%720.18
217.2%510.14
316.9%500.16
417.9%530.15
514.2%420.18
69.5%280.19