好調の濱崎直矢がG1初優出へ！
濱崎直矢は今年優出10回（11月30日時点）とコンスタントな活躍。特に11月に入ってから尼崎戦で優出2着、津戦で優出3着、下関戦で優出2着と3節連続優出をマークするなど近況リズムを上げている。
デビュー通算110優出16Vという堂々たる成績を残している濱崎だが、意外にもまだ記念優出歴がない。今年もG1を3節走っていずれも予選落ちと、記念戦線では苦戦を強いられている。この壁を打ち破る力は十分持っているだけに、好リズムで迎える唐津ダイヤモンドカップで結果を残したい。

G1戦線に復帰した平本真之！
平本真之はSGチャレンジカップで準優敗退に終わり、逆転のグランプリ出場はならず。賞金ランキング34位（11月25日時点）で終戦となった。今年は3月のG1戸田周年や5月のSGボートレースオールスターで優出するなど活躍を見せたが、なんといっても2月の東海地区選で切った優勝戦Fが痛手に。6カ月間のG1選出除外が響いて賞金額を伸ばしきれなかった。
ようやく11月末になってG1戦線に復帰。唐津ダイヤモンドカップは来年につながる戦いにしたい。

唐津好相性の木下翔太！
木下翔太は11月のSGチャレンジカップで予選8位に入る活躍。4回目のSG出場で待望の初準優出を果たした。すでにG1では8回も優出を経験しており、SGで優勝戦に乗る日もそう遠くないだろう。着々と頂点に向けて歩を進めている。
近況リズム上々なだけに、唐津ダイヤモンドカップではG1初Vを狙いたいところ。唐津は15年のルーキーシリーズで優勝、今年3月のG2MB大賞で優出2着と好成績を残している水面。タイトル奪取のチャンスは必ずあるはずだ。

調子を取り戻したい森高一真！
森高一真は来期適用勝率6.14とよもやの大苦戦。7月のG1平和島周年で優出するなど見せ場を作る場面もあったが、勝率を伸ばせずまさかのA2降格を喫してしまった。この唐津ダイヤモンドカップを終えると少なくとも来年7月まではG1戦線から離れることになる。
唐津は12年のG1周年記念で優出するなど相性まずまずの水面。今年3月のG2唐津MB大賞と4月のG1唐津周年でもきっちり予選を突破していた。いち早く本来のリズムを取り戻すためにも、この唐津G1でひと暴れしたい。

白井英治がリズムを上げてGPへ！
白井英治は賞金ランキング3位（11月25日時点）でグランプリ出場権を獲得。3年連続6回目となる頂上決戦の舞台に立つ。
近年のグランプリ覇者の傾向を見ると、昨年の桐生順平、一昨年の瓜生正義はいずれも直前のG1で優勝し、リズムを上げて住之江に乗り込んで黄金のヘルメットを手中にしている。白井もこの流れに乗るべく唐津ダイヤモンドカップで優勝を狙いたいところだ。唐津は16年にG2MB大賞で優勝した実績もあるだけにチャンス十分だろう。

地元G1初Vを狙う峰竜太！
SG優勝1回、G1優勝8回、G2優勝1回（11月25日時点）。峰竜太は輝かしい航跡を残してきた。しかしその10個の大きなタイトルのなかに、地元唐津で取ったものはまだひとつもない。
今年は唐津G1・G2を3回走ったが勝てなかった。1月のG1唐津周年では準優で妨害失格。雪辱を期した2月のG2唐津MB大賞では優勝戦で転覆。三度目の正直を目指した4月のG1唐津周年ではあと一歩届かず優出3着に終わった。これまで不思議なほど縁のなかった唐津の記念タイトル。今度こそ悲願達成なるか。