7年ぶりQC出場へスパート

田口節子の全場制覇挑戦も注目されるが、香川も発奮材料は多い。29日時点の女子賞金ランクは13位。12年大村以来、7年ぶりのクイーンズクライマックスの返り咲き出場へ、必死の勝負駆けが続く。
さらに先日、息子の颯太（そうた）が、125期生としてボートレーサー養成所を無事に修了。当然、母としての期待と不安は付きまとうが、レーサーの先輩として刺激も大いにあるはずだ。実際、審査中の新勝率は7点を上回る。3期ぶりのA1級復帰は決定的な上に、2009年前期にマークした自身最高勝率7.03に並ぶハイアベレージをマークする。以前から「目標？事故をしないように」と笑うことが多いが、スタート事故さえなければ、的確なさばきを含めた総合力は高い。
近況5年の福岡勝率も出場者の中で5位にランク。難敵はそろっても、活躍の条件がそろう。