初のQC出場へ向け、地元で賞金加算

初のクイーンズクライマックス出場へ、ラストスパートの時期に入った。残念ながらA1級キープの勝負駆けは実らなかったが、10月31日現在の女子賞金ランクは出場圏内の9位。迫る10位の平高奈菜らとの1走も無駄にできない賞金争いが続く。
もともとターンセンスは女子でも指折りの存在。まくり差し、同体からのツケマイは実に鋭い。スタート事故さえなければ、もっと早くに年末の大舞台を踏んでいたに違いない。とはいえ、それも含め、選手の実力。痛みを知ったからこそ、18年2月以降はフライングなし。さらに今年の成長につながっている。
三国は9月のヤングダービーで予選落ちしたが、4日目1Rに事故艇を回避した瞬時の判断は光った。あの冷静さは成長の証しでもある。今回、待望の地元Vを飾り、念願の年末決戦へ大きく前進したい。