2月の雪辱を狙う山崎智也！
山崎智也は2月の常滑周年で悔しい思いを味わった。予選をオール3連対の3位で通過したが、準優1号艇でまさかのイン戦5着に終わって7万円台の大穴に。2連対率6位のモーターを武器に暴れ回った一節だったものの、優出という結果を残すことができなかった。
とはいえ常滑は15年に周年記念で優勝した実績もある相性良好の水面。今回もV争いのカギを握ってくる可能性大だろう。2月の雪辱を果たして優出切符を手にし、2回目の常滑周年制覇を狙いたい。

平本真之らが地元SGへ勝負駆け！
7月に常滑で行われるSGオーシャンカップ。その選考締切（4月末）が迫ってきたなかで迎える常滑周年の大一番だ。地元愛知勢では選考ポイント35点の池田浩二、34点の赤岩善生は当確ランプ（3月25日時点）。余裕を持って常滑周年に臨めるだろう。
常滑周年で勝負駆けになりそうなのは18点の河村了と杉山正樹、17点の岩瀬裕亮、16点の平本真之、14点の磯部誠といった顔ぶれだ。平本は昨年6カ月間のG1・G2選出除外があったため出遅れていたが、2月の常滑周年で優出するなどポイントを重ねてあと一歩のところまで迫ってきた。ラストチャンスで逆転なるか。

中島孝平がオーシャン行きなるか！
中島孝平は08年から11年連続でオーシャンカップ出場中。継続中の記録としては池田浩二（14年連続）に次ぐ2位の数字だ。長きにわたってG1戦線でコンスタントに活躍を続けてきたことがよくわかる。
そんな中島が今年はピンチを迎えている。選考期間内のG1優出は2月の近畿地区選（5着）だけ。選考ポイントは現在18点（3月25日時点）で、ボーダーの下にいる状態だ。逆転するには常滑周年で優出することが必須。気合の勝負駆けで12年連続出場を果たすのか注目したい。

G1戦線で活躍光る市橋卓士！
市橋卓士が近況好リズムだ。1月半ばから6節連続優出中という快進撃。1月の芦屋周年で優出5着、2月の四国地区選で優出3着とG1戦線でも抜群の存在感を見せている。常滑周年でも見せ場を作ってくれそうな気配十分だ。
常滑は通算7優出2Vと相性上々の水面。14年には当地一般戦で大嶋一也や笠原亮らを破って9連勝パーフェクトVを飾ったこともある。常滑G1は過去5節走って予選突破ゼロと結果を残せていないが、今の勢いならV争いをにぎわしても不思議ではないだろう。

オーシャン勝負駆けの吉田拡郎！
吉田拡郎は14年の丸亀オーシャンカップでSG初V。昨年の若松オーシャンカップでも優出2着に入るなど7月のSGで強さを見せている。SG通算4優出のうち2優出がオーシャンカップだ。
しかし今年は出場すら危うい状況。選考ポイントが現在11点（3月25日時点）しかなく、常滑周年で優勝して10点を取るしか逆転への道はなさそうだ。常滑は15年の周年記念で優出3着に入るなど相性は悪くない水面。2月の常滑周年でも予選6位と上々の走りを見せたばかりだ。V条件の勝負駆けをクリアしてオーシャンカップで常滑に戻ってきたい。

仲谷颯仁が常滑G1連続優出へ！
前回の常滑周年は2月に行われたばかり。池田浩二が優勝、杉山正樹が2着に入って地元愛知支部がワンツーを達成したのが記憶に新しい。その愛知勢2人に続いて優出3着でゴールしたのが仲谷颯仁だった。予選は16位とギリギリでの通過だったが、準優6号艇で2着に食い込んで7万円台の大穴に貢献すると、優勝戦でも6号艇で3着と好走を見せた。
仲谷はSGオーシャンカップの選考ポイントが現在17点（3月25日時点）で勝負駆けの状況。再び常滑周年で優出してポイントを加算し、常滑SGへの道を切り開きたい。