2019 05.10~05.15
関東4036 金田諭
久々のG1優出を飾った金田諭!
金田諭が近況好調だ。3月の常滑一般戦でオール3連対Vを飾って今年初優勝を飾ると、翌節の下関G1ダイヤモンドカップでは優出2着に入る大活躍。2・5・2・2・2・2・2着と白星ゼロも2着を6本も量産する粘り強い走りを見せ、約11年5カ月ぶりとなる久々のG1優出を果たした。さらにその翌節の児島一般戦でも中島孝平や馬場貴也らとV争いを演じて節間オール3連対で優出3着に入る好走。今期の勝率は7.26(4月25日時点)まで上昇し、6期ぶりに7点勝率をマークする充実ぶりだ。
これまでG1で3回の優出歴がある金田だが優勝はまだない。記念初Vへ機は熟している。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST入着率
122.9%590.15
216.7%430.20
315.1%390.19
416.7%430.15
517.1%440.17
611.6%300.18

東海4024 井口佳典
井口佳典が6大会ぶりの奪還へ!
井口佳典にとって3月のG1津周年は悪夢の結末だった。2連対率6位の好モーターを引きながら、初日ドリーム戦でイン戦5着に終わってリズムを崩すと、予選は18位のギリギリでなんとか突破という苦しい展開に。準優で一発逆転の巻き返しを図ったが、3周目バック直線で同支部の安達裕樹と接触して転覆を喫し、まさかの負傷帰郷となってしまった。
あれから約2カ月、雪辱を期して津周年に臨む。07年、11年、13年に続く4回目のつつじ賞制覇を狙う戦いだ。6大会ぶりの地元周年タイトル奪還を狙う井口に注目したい。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST入着率
126.9%670.14
217.3%430.15
315.7%390.17
417.3%430.14
514.1%350.12
68.8%220.14

近畿3557 太田和美
近況リズム上昇中の太田和美!
太田和美は4月のPG1マスターズチャンピオンで優出3着に入る活躍。初日ドリーム戦を除けばオール3連対という安定した走りで、底力を見せつける一節になった。太田は3月のG1大村周年でも優出するなど近況リズムは上々。賞金ランキングも19位(4月25日時点)まで上がってきており、2年連続11回目のグランプリ出場に向けて順調な航跡だ。
津は05年にSGボートレースダービーで優勝した実績のある水面。04年にはG1津周年で優勝した経験もある。好相性の津でさらなる賞金の上積みを狙いたい。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST入着率
124.5%670.15
219.0%520.17
316.4%450.15
421.2%580.18
513.9%380.14
65.1%140.16

四国4812 西野雄貴
トップルーキーの西野雄貴!
徳島114期の西野雄貴は前期に勝率6.52をマークしてA1級初昇格。今期も1月の鳴門正月レースで優勝したのをはじめ、3月の鳴門ルーキーシリーズでは節間8勝のピンラッシュで優勝戦1号艇に乗るなど随所に見せ場を作り、勝率6.41(4月25日時点)でA1級キープを確実にしている。
今年は中四国地区トップルーキーにも選出されており、これから記念出場機会はますます増えてくるだろう。これまでG1出場は3節。昨年9月のヤングダービー、今年2月の四国地区選、今年4月の常滑周年を走ったが、いずれも予選落ちに終わっている。まずはG1初準優出を目指したい。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST入着率
120.5%540.15
216.7%440.14
317.0%450.14
417.8%470.12
512.5%330.16
615.5%410.14

中国4418 茅原悠紀
茅原悠紀がドラマを演じる!
15年のG1津周年は語り草だ。インから逃げた地元の新田雄史が優勝に向かって突き進むも、諦めず追い続けた茅原悠紀が3周2マークで差しハンドルを入れて大逆転。予期せぬ結末に誰もが息をのんだものだ。
茅原は今年3月の津周年でも優出2着に入る活躍。優勝戦では15年の再現を狙うかのように先頭の瓜生正義を追い続け、逆転こそならなかったが見る者を興奮させる走りを演じた。今回もドラマを起こす可能性は十分。津周年は茅原を抜きには語れない。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST入着率
122.9%590.14
214.3%370.14
316.3%420.12
417.1%440.14
515.9%410.15
613.6%350.15

九州3783 瓜生正義
大会2連覇を狙う瓜生正義!
前回のG1津周年は今年3月に行われたばかり。年度をまたいで約2カ月ぶりのリターンマッチになる。3月の津周年を制したのは瓜生正義だった。初日ドリーム戦で4コースまくり差しを決めて勢いに乗り、予選を1・1・3・2・2・2着のオール3連対でトップ通過。準優・優勝戦はインから危なげなく逃げ切って頂点に立った。
瓜生は4月のG1常滑周年でも優出2着に入るなど近況好リズム。賞金ランキング8位(4月25日時点)につけ、3年ぶりのグランプリ出場に向けて快調に突き進んでいる。この勢いで倉田栄一、彦坂郁雄、松井繁に続く史上4人目の津周年2連覇を果たすのか。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST入着率
124.8%590.13
217.6%420.15
316.8%400.18
417.6%420.14
513.9%330.16
69.2%220.18