谷津幸宏がG1初優出を目指す！
谷津幸宏は来期適用勝率6.67をマーク。1コース1着率78％という手堅いイン戦に加え、4コース3連対率83％とセンターからも着実に連絡みを重ね、高いアベレージを残してきた。これまでA1級とA2級を行ったり来たりする時期が長く続いていたが、近況4期連続でA1級キープと成績は安定。トップランクに定着してきた。
この活躍が評価されて児島周年出場のチャンスが巡ってきた。谷津にとっては関東地区選を除けば約4年ぶりのG1参戦だ。本来の力が発揮できれば、G1初優出も決して夢ではないだろう。

9年ぶりの奪還を狙う菊地孝平！
菊地孝平は10年の児島周年チャンピオン。5コースからコンマ04の弾丸ショットでまくりを決めて優勝している。その後も16年の児島周年で優出3着、17年の児島SGボートレースクラシックで優出3着に入るなど当地は好相性。今回もV争いに加わってくる可能性大だろう。
今年の菊地は2月の東海地区選で優勝しているものの、記念優出はこの一回だけ（5月12日時点）。いまひとつリズムに乗り切れていない状況で、賞金ランキングも10位まで下がってきた。9年ぶりの児島周年タイトル奪還を果たしてランクアップを狙いたいところだ。

松田祐季が2回目のG1制覇へ！
松田祐季が近況好リズムだ。今年10節走って7優出1V（5月12日時点）をマークする充実ぶり。3月の津周年では約3年半ぶりのG1優出を飾るなど軽快な走りが光っている。前期まくりでの1着が17本を数え、速攻力が飛躍的にアップした印象。15年にヤングダービーで優勝したあと記念戦線では苦しんできたが、いよいよ再ブレイクの時が近付いてきたようだ。
児島は08年～15年にかけて6節連続優出をマークして2Vを飾った好相性水面。ヤングダービーに続く2回目のG1制覇を果たしても不思議ではないだろう。

地元記念初Vへ挑む茅原悠紀！
茅原悠紀は地元児島で通算34優出10Vの実績。12年児島新鋭リーグで当地初Vを飾って以降、毎年優勝を重ねて早くも2ケタVに到達した。
しかし意外にも児島での記念V歴はゼロ。11年児島周年で優出5着、15年児島周年では優勝戦1号艇で2着、17年児島SGボートレースクラシックで優出4着、17年児島周年で優出6着、18年児島G1地区選で優出2着と5回の記念優出を果たしているが、まだ地元で記念タイトルを取れていない。岡山のエースとして今度こそ地元記念初Vをつかみたい。

松村敏がG1戦線へ生き残りをかける！
松村敏が正念場を迎えている。15年に平和島ダイヤモンドカップでG1初Vを飾るなど大ブレイクした松村だが、そのあとなかなか結果を残せず4年以上も記念優出から遠ざかっている状態。昨年はG1出場が2節だけと記念レースを走るチャンス自体が減っており、今年もまだ出場したG1は2月の地区選だけだ。
久々に巡ってきた記念出場機会でしっかり存在をアピールしたいところ。児島は通算3Vと相性上々で、今年2月の児島一般戦で優勝したばかりだ。持ち前のスタート力を武器に果敢な攻めでV争いをにぎわしたい。