2019 12.07~12.12
関東3716 石渡鉄兵
石渡鉄兵がクラシック勝負駆け!
来年3月に平和島で行われるSGボートレースクラシック。その選考期間が残り1カ月を切った。この大村周年が終わると残す記念レースはSGグランプリ&シリーズ戦とPG1クイーンズクライマックスだけ。大村周年Vで一発逆転のクラシック切符を狙う選手は多い。
石渡鉄兵もその一人だ。今年は6月までに4Vをマークする軽快な滑り出しだったが、その後Vラッシュが止まってしまい優勝回数でのクラシック出場権獲得は厳しい状況。記念戦線でも9月のG1江戸川周年で惜しくも優出2着に終わるなど、あと一歩でクラシック切符に手が届いていない。地元SG出場へチャンスが少なくなってくるなか、大村周年でなんとか大暴れを見せたい。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST入着率
124.7%750.13
215.1%460.14
315.8%480.13
416.4%500.13
514.8%450.12
613.2%400.14

東海3984 坂口周
G1連続優出中の坂口周に注目!
坂口周が近況絶好調だ。11月の丸亀周年で約3年9カ月ぶりのG1優出をマークすると、翌節の蒲郡周年でも予選2位に入る快走を見せて優勝戦まで勝ち上がる活躍。記念戦線をかき回している。一般戦でも1月の蒲郡戦、2月の平和島戦、4月の若松戦、6月の徳山戦、9月の徳山戦と優勝を重ねて今年5Vをマーク。来年のSGボートレースクラシック出場権が狙えそうな状況だ。
大村は優勝2回の実績がある水面。近況2節連続優出中と相性は良い。いまの勢いなら久々に記念タイトルをつかんでも不思議ではないだろう。10年の住之江周年以来となる2回目のG1制覇を狙う。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST入着率
124.6%660.15
216.4%440.18
320.5%550.16
419.4%520.17
513.8%370.18
64.9%130.20

近畿4168 石野貴之
勢いが止まらない石野貴之!
石野貴之は11月のチャレンジカップで優勝。SG通算7つ目のタイトルを手にした。これで賞金ランキングも3位まで上昇。6年連続7回目の出場となるグランプリはトライアル2ndから参戦できることになった。昨年は無念のトライアル1st敗退に終わっており、すでに一年前の雪辱は果たした格好だ。
8月以降は記念出場7節で5優出2Vと絶好調。このリズムを維持してグランプリへ向かいたいところだ。大村は07年新鋭王座と16年チャレンジカップで優勝するなど好相性の水面。大村周年で勢いをさらに加速させてグランプリ初Vへ突き進むことになるのか。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST入着率
122.2%540.14
216.9%410.15
321.4%520.14
417.7%430.14
512.3%300.20
69.5%230.17

四国3908 重成一人
重成一人が大村ナイター好相性!
重成一人は今年3月の大村周年で優出2着に入る快走。同期の白井英治に一歩及ばず優勝こそ逃したが、節間8走で4本のゼロ台スタートを決めるなど果敢な攻めを見せてV争いを沸かせた。そして今年8月の大村SGボートレースメモリアルでも優出6着に入る活躍。約3年ぶりのSG優出を果たして存在感を見せつけた。大村がナイターに移行してから当地相性が好転している印象だ。
11月の蒲郡周年で優出2着に入るなど近況リズムは上々。11年の下関周年以来となる久々の記念タイトルを手にしても不思議ではなさそうな勢いを見せている。重成はこのあと30日間のF休みに入るためこの大村周年が今年最後のレース。最高の形で19年を締めくくりたい。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST入着率
123.3%630.12
214.4%390.14
316.7%450.14
415.6%420.15
516.7%450.12
613.3%360.13

中国4205 山口剛
グラチャン勝負駆けの山口剛!
来年6月に宮島で行われるSGグランドチャンピオン。その選考争いで山口剛が崖っぷちに立たされている。現在選考ポイント91点で40位あたり。出場圏内につけている。しかし10月の若松周年でFを切ってSGグランプリシリーズ出場権を棒に振ってしまい、ポイント加算のチャンスをひとつ失ってしまった格好。これで出場圏外へ転落する可能性が高くなった。
そうなれば是が非でもSGボートレースクラシック出場権が欲しいところだが、現在選考60位あたりで圏外だ。大村周年は16年に優勝した経験のある大会。3年ぶりの奪還を果たしてクラシック切符をつかみ、地元グラチャン出場へのチャンスを残したい。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST入着率
123.5%610.14
219.6%510.15
317.7%460.13
417.3%450.13
513.8%360.14
68.1%210.15

九州3779 原田幸哉
原田幸哉が地元周年制覇を狙う!
原田幸哉は無念の結末となった。11月の蒲郡周年で優出して賞金ランキング18位に順位を上げたが、翌節のSGチャレンジカップでは痛恨の予選落ちで大きな賞金の上積みに失敗。これで賞金ランキングは1つ下がって19位の次点に。約252万円差でベスト18ボーダーに届かず、2年ぶり6回目のグランプリ出場はならなかった。
気持ちを切り替えて20年シーズンへ向かいたいところ。すでに来年のグランドチャンピオンとオーシャンカップは出場当確だが、まだボートレースクラシックの切符が取れていない。地元の大村周年は一発逆転のチャンスだろう。15年に続く2回目の大村周年制覇を狙う。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST入着率
125.7%730.12
218.7%530.12
319.4%550.12
417.6%500.11
512.7%360.12
66.0%170.11