2019 12.28~12.31
関東4399 松本晶恵
松本晶恵が大会史上初の2連覇へ!
昨年のクイーンズクライマックスは平和島で行われ、松本晶恵が4・2・1・1着で優勝。トライアル初日は6号艇で4着に終わったが、2日目は4号艇で2着にまとめ、3日目は5号艇で値千金の4コース差しを決めて大逆転のトップ通過。優勝戦1号艇を手にしてイン逃げで制し、史上初となるクイーンズクライマックス2Vを果たした。
今年は大会史上初の2連覇を狙う戦いだ。11月のレディースチャレンジカップで優勝戦1号艇(2着)に乗り、12月の唐津オールレディースで優勝するなど年末に向けて着々とリズムを上げてきた。今年も大晦日は松本のティアラ姿で締めくくられるのか。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST入着率
124.5%680.18
215.5%430.17
318.8%520.19
416.2%450.16
514.1%390.16
610.8%300.16

東海4190 長嶋万記
初のビッグタイトルを狙う長嶋万記!
今年の長嶋万記は苦しんだ。年間6優出1V(12月18日時点)と本来の力には遠く及ばない数字。女子ビッグレース戦線でも3月のレディースオールスターは予選22位で敗退、8月のレディースチャンピオンは予選29位で敗退、11月のレディースチャレンジカップは予選12位で敗退とまったく見せ場を作れなかった。
それでも女子賞金ランキング11位に滑り込んだのはさすがのひと言。4年連続5回目のクイーンズクライマックスに臨む。通算31Vの実績を誇る長嶋だが、これまでG2以上は8優出0Vでなぜかまだビッグタイトルには縁がない。今年こそ悲願の戴冠なるか。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST入着率
123.8%630.13
215.1%400.16
314.3%380.16
415.8%420.15
516.6%440.15
614.3%380.22

近畿3900 香川素子
8261円差で切符つかんだ香川素子!
女子賞金ランキング12位の座を巡る戦いはすごかった。選考争いをリードしていたのは大瀧明日香だったが、香川素子がじわじわと追い上げてくる展開に。そして約27万円差で迎えた選考期間最終日に、香川が3着以上という条件をギリギリの3着でクリアして大逆転。わずか8261円差で上回って女子賞金ランキング12位に滑り込んだ。
香川はこれで自身2回目となるクイーンズクライマックス出場権を獲得。優出4着に入った12年の第1回大会以来、7年ぶりに年末の大舞台に立つ。今年3連対率69%(12月18日時点)という女子4位の数字を残している香川が、大崩れのない走りでV争いのカギを握ってくるかもしれない。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST入着率
119.4%580.16
217.1%510.16
316.4%490.16
417.7%530.18
518.1%540.16
611.4%340.17

四国4450 平高奈菜
平高奈菜が悲願の頂点を狙う!
昨年の悪夢を振り払うように、今年の平高奈菜は大暴れした。今年17優出(12月18日時点)は女子トップ、今年5Vは女子トップタイだ。昨年はF3を喫して半年間も走れない時期があったが、今年はFゼロで思う存分駆け回った。その結果として女子賞金ランキング8位でベスト12切符を獲得。2年ぶり4回目のクイーンズクライマックスに臨む。
過去出場した3大会は優出2着、2着、3着でいずれもトップ3フィニッシュ。今回狙うは表彰台の中央のみだろう。100期から川野芽唯に続く2人目のクイーンが生まれるのか。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST入着率
121.0%580.16
217.4%480.15
314.9%410.17
421.0%580.18
514.9%410.16
610.9%300.19

中国3435 寺田千恵
思い出の徳山で魅せる寺田千恵!
今年のクイーンズクライマックスは舞台が徳山。8回目にして初めての中国地区開催になる。今回中国地区から参戦するのは寺田千恵、田口節子、守屋美穂の岡山支部3人。意外にもまだ全国6地区のなかで中国地区だけはクイーンズクライマックス覇者を輩出できていないだけに、今回は期待が高まるだろう。
なかでも注目したいのは寺田千恵だ。ただ一人となるクイーンズクライマックス8年連続出場の皆勤賞。しかしまだティアラ戴冠は果たせていない。徳山は07年にレディースチャンピオン初Vを飾った思い出の水面。クイーンズクライマックスも徳山で初Vとなるか。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST入着率
124.2%650.16
213.0%350.16
317.5%470.17
415.6%420.15
516.0%430.16
613.8%370.18

九州4885 大山千広
大山千広が初出場初Vへ挑む!
19年の女子戦線は大山千広の躍進が最大のトピックスだろう。8月のレディースチャンピオンで史上最年少女王に輝くなど、年間15優出5V(12月18日時点)の大活躍で女子賞金ランキング首位を独走。今年の獲得賞金は、2位に1000万円近い大差をつけて悠々とクイーンズクライマックス初出場の切符を手にしてみせた。
これまでレディースチャンピオンとクイーンズクライマックスの女子G1を両方優勝した選手には日高逸子がいるが、同年に両G1を制した選手はまだ一人もいない。23歳の大山が史上初の記録を打ち立てるのか。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST入着率
127.8%880.14
213.2%420.15
316.4%520.12
416.7%530.13
515.1%480.12
610.7%340.11