ヴィーナスシリーズ第7戦2020.06.24〜06.29

レース回顧

強い！ 大山千広が今年5回目V

つけ入る隙を与えなかった。1号艇の大山千広が、インから速攻を決め、児島ウエスタンヤングに続く連続優勝、今年5回目、通算14回目の優勝を飾った。
最終日は雨が降ったが、優勝戦は曇り。横風が2メートル程度吹く中で行われた。枠なりの3対3からスロー勢が好スタート。ダッシュ勢は後手に回った。コンマ10を踏み込んだ①大山が、③島田の攻めを全く寄せ付けずに逃げ、圧勝した。③島田がそのまま2着。②岩崎の差しはやや流れ、差した④廣中が3番手へ浮上。2周1Mで⑤田口をさばき、3着に粘り込んだ。
大山は序盤を4連勝で突っ走ったが、中盤に流れが暗転。4日目にはインでも大敗した。しかし、リング交換やペラ修正で機力を、そして自らの手で流れも立て直した。勝負どころの要所もきっちり押さえた。
優勝戦終了時点の女子賞金ランクは3位のままだが、2位の小野生奈との差を縮めてきた。なお、次走は7月8日からの丸亀ヴィーナスシリーズ戦に出場する予定。