3年ぶりのQCへ、賞金加算をもくろむ。

現在の賞金ランクは女子14位（13日時点）。15年に福岡クイーンズクライマックス（QC）を制した川野芽唯が、17年大村大会以来のQC出場ベスト12入りへ、目前の位置まで迫った。
近年は生命線の乗りやすさが仕上がらず、19年序盤にはフライングを連発。なかなか、巧みでしなやかなターンが繰り出せなかった。それでも審査中の2021年前期適用勝率は6.44（13日時点）。2期ぶりのA1級復帰へ、有利な状況。さらに今年はコンスタントに賞金を稼ぎ、徐々にリズムを立て直してきた。「うまい」と思わせる本来のキレ味を見せる回数も増えた。
16年以降の常滑直近5年勝率は6.47で今節4位。優出回数4回は、トップの谷川里江に次ぐ数字を残す。相性のいい水面で、3年ぶりのQC出場へ、さらにペースを上げたい。