ヴィーナスシリーズ第17戦2020.11.18〜11.23

レース回顧

菅野はやかがデビュー16年6カ月での初優勝！

訪れた好機を見極めた。9年ぶり、2回目優出の菅野はやかが、3コースから差し抜け、デビューから16年6カ月での初優勝を飾った。
最終日は晴れ。ホーム追い風は徐々に弱まり、2メートルに。進入は枠なりの3対3に収まった。スタートはほぼそろう中、②清水が2コースからツケマイを敢行。①水野は瞬時に反応したものの、ターンは流れた。その隙を③菅野が差し込んだ。バックでは迫る④渡辺を強力パワーで振り切り、2M先マイ。ターンでややバランスを崩しながらも持たせた。差し返しを狙った①水野は2Mで振り込んで無念の落水。⑥中田が2着浮上、④渡辺が3着に入った。
進入から動きの多かった波乱のシリーズ。準優は10R、11Rはイン逃げ決着だったが、12Rで予選トップ通過の鎌倉涼が3着に敗れた。その勝者の菅野が、優勝戦でも再び波乱を演じた。トップクラスのパワーを信じ、絶好展開をとらえた。なお、次走は12月10日からの鳴門戦（男女混合）に出場する予定。