特別ヴィーナスシリーズ第4戦2020.02.17〜02.22

レース回顧

尼崎巧者の平山智加が会心差しV

尼崎でまた！水面実績抜群の平山智加が、2コースから俊敏かつ的確に差し切り、昨年10月の芦屋ヴィーナスシリーズ以来、通算26回目、尼崎では3回目の優勝を飾った。
優勝戦はホーム向かい風が5メートルと強め。進入は④蜂須がピット離れで遅れた後に回り込み、①②③⑤④／⑥の5対1で並んだ。①岩崎がコンマ13のトップスタートからミスなくイン先マイ。しかし、それ以上に②平山の差し技が鮮やかだった。①岩崎の2M差し返しは及ばず、②平山が首位を守った。2着は①岩崎、2番差しの③倉持が3着に粘り込んだ。
平山は初日12R選抜戦の6着以外は安定した着取りで予選を3位で通過した。予選トップの平高奈菜が準優12Rで妨害失格。同2位の岩崎芳美に優勝戦の絶好枠が渡ったが、平山が見事な鋭角ターンで勝機をたぐり寄せた。13年1月の周年記念、19年8月のオールレディースに次ぐ、尼崎3回目Vを飾った。次走は3月3日からのG2鳴門レディースオールスターに出場する予定。