オールレディース2021.01.03〜01.08

レース回顧

鎌倉涼が的確に逃げ、21年初笑いV

中へこみ展開をミスなくはね返した。1号艇の鎌倉涼がインから巧みに逃げ、幸先のいい今年初優勝を飾った。昨年12月の多摩川男女ダブル優勝戦以来、通算15回目の優勝となった。
最終日は晴れから一転、優勝戦は雪が舞う中で行われた。不安定だった風も、ホーム向かい風4メートルに変わった。枠なりの3対3から①鎌倉が、⑤新田と同じコンマ13のトップタイスタートを決めた。しかし、②平高ら2、3コースがやや後手に回る中へこみ展開になった。それでも①鎌倉が④田口の重圧をけん制しつつ、冷静に、的確に先マイした。②平高が絶妙な差し技で迫ったが、出足鋭く押し切った。②平高が2着に続き、100期勢のワンツー決着。3着には2M巧旋回から浮上した③黒澤が入った。
鎌倉はオール3連対の堅実な立ち回りで予選をトップ通過。準優12Rは0台前半のスタートを踏み込み、優勝戦は巧みに勝機をつかんだ。6年ぶりのクイーンズクライマックス出場の期待がかかる21年に絶好の弾みがついた。なお、次走は1月20日からの下関オールレディース戦に出場する予定。