ヴィーナスシリーズ第4戦2021.05.11〜05.16

レース回顧

強豪退けた平山智加がV！　女子賞金6位へ

ミスなく、的確に立ち回った。1号艇の平山智加が、インから巧みに逃げ、昨年8月のG1レディースチャンピオン（多摩川）以来、今年初、通算31回目の優勝を飾った。
最終日は晴れ。緩めのホーム向かい風で優勝戦が行われた。進入は枠なりの3対3。④中村がコンマ08のトップタイミングを決めたが、スロー勢もコンマ10台前半のスタートで応戦。①平山が、攻める④中村をけん制しながら先手を奪って逃げきった。鋭く展開をとらえた⑤小野が2着。④中村は1Mで攻めあぐねたものの、2M機敏に浮上。2周目は粘り強く②平高を退け、3着に入った。
予選上位は地元香川勢が独占。中でも予選トップ通過の平山は、シリーズ随一の安定感を見せた。優勝戦は女子G1覇者が4人。近況勝率トップの鎌倉涼に、実力者の中村桃佳も加わり、豪華過ぎるメンバー構成になったが、最後まで動じなかった。平山は地元5回目Vを挙げ、今年の女子賞金ランクは6位へ浮上した。なお、次走は5月25日からのSG若松オールスターに出場する予定。