オールレディース2021.06.12〜06.17

レース回顧

平高奈菜が今年4度目V、賞金トップ快走

慌てず、冷静に貫禄を示した。シリーズを引っ張った平高奈菜が、インから押し切り、4月の常滑オールレディース戦に次ぐ、今年4回目、通算27回目の優勝を飾った。
最終日は曇り。優勝戦だけ緩いホーム追い風に変化した。枠なりの3対3からアウト勢がゼロ台スタート、特に⑤宇野は02まで踏み込んだ。しかし、コンマ10台前半だった内側4選手も素早く伸び返した。①平高が③鎌倉のまくり差しを寄せ付けずに、独走した。③鎌倉は2Mで④大瀧を回して差し、2着を確保。100期勢の同期ワンツー決着となった。3着は④大瀧が入った。
平高は序盤3連勝に始まり、3日目までオール2連対をキープ。予選対象の4日目5Rこそ、5着に敗れたが、中盤までの貯金で予選をトップ通過した。さらに勝負どころも快勝。前節、からつ優勝戦で1号艇2着に敗れた悔しさを引きずらなかった。今年の女子賞金もトップを快走。2位遠藤エミとの差を広げた。なお、次走は6月22日から児島で行われるSG第31回グランドチャンピオンに出場する予定。