ヴィーナスシリーズ第6戦2021.06.25〜06.30

レース回顧

ド迫力のS攻勢！ 宇野弥生がイン速攻V

持ち味を最大限に発揮した。1号艇の宇野弥生が、得意のスタート攻勢からイン逃げを決め、昨年11月の児島オールレディース戦以来、今年初、通算15回目の優勝を飾った。
最終日はくもり。追い風4メートルで優勝戦が行われた。進入は枠なりの3対3。ダッシュ勢に伸び型タイプ、スロー勢にターン巧者の強敵がそろう中、①宇野がコンマ02の快スタートを踏み込んだ。同06で続いた②遠藤がツケマイを仕掛けたが、この攻めを冷静に受け止め、インから押し切った。差した③西橋が2着。さばいた⑤池田が、②遠藤を退けて3着に粘り込んだ。
予選は倉持莉々、谷川里江、池田浩美が上位通過した。しかし、この3人の準優１号艇勢は、谷川、池田こそ2着に残ったものの、3連敗。準優11Rで倉持（4着）をまくった宇野が優勝戦1号艇を手に入れた。宇野は準優でコンマ09、優勝戦はさらにギアを上げた02まで突っ込み、蒲郡初優勝をつかんだ。今年の女子賞金は優勝戦終了時点で15位へ浮上した。なお、次走は7月7日からの尼崎ヴィーナスシリーズ戦に出場する予定。