ヴィーナスシリーズ第7戦2021.07.07〜07.12

レース回顧

小野生奈が大胆かつ冷静に今年2回目V

3号艇の小野生奈が3コースカドからまくり差しを決め、2月のG2レディースオールスター（芦屋）以来、今年2回目、通算20回目の優勝を飾った。
不安定な天気だった最終日。優勝戦はくもり、緩い横風で優勝戦が行われた。進入は枠なりながら③小野がダッシュに引っ張った。その③小野と①遠藤がコンマ15のトップスタート。③小野がやや優勢な隊形になったが、伸び返した①遠藤がインから先マイに持ち込んだ。しかし、③小野が②海野の上を鋭くまくり差し、首位に躍り出た。1M、2Mとも巧みに差した②海野が2着。①遠藤は3着に敗れた。
予選上位争いは大激戦。1位から3位までが同率で並び、着順差で遠藤がトップ。海野、小野も準優1号艇を手に入れた。準優はすべてイン逃げ決着となり、結果的にシリーズをリードした3人が、優勝戦でも上位着を固めた。勝者の小野は今年の女子賞金2位をキープした。なお、次走は7月20日からのSG第26回オーシャンカップに出場する予定。