個性に拍車！ 攻めも進入も大胆に

女子レーサーにも超個性派が現れた。男子では菅章哉、藤山翔大ら強烈な伸び型志向で沸かす選手はいるが、高田も近況はその1人。もともと攻撃型だったが、近況はより伸び足に特化。外枠から前付けに動く場面もあり、レースにスパイスを与えている。
今年は1月、2月と立て続けにフライングを切った。賞金争いへ致命的な痛手となった。それでも90日の休み明けだった6月のからつ戦で、3コースのカドまくりを決めて優勝。その後の戸田イースタンヤング、蒲郡ヴィーナスシリーズも強烈な伸び型に仕上げた。「頑張れば、まだクイーンズクライマックスも不可能じゃないと思ってます」と年末決戦まで逆襲の意欲は失っていない。
尼崎に好実績はない。しかし、近況のムードならば、よほどの低調機を引かない限り、鋭い舟足になる可能性は大。攻めの姿勢を貫く。