LADIES CHAMPIONSHIP2021.08.04〜08.10

レース回顧

遠藤エミが大会初制覇！ G1は2回目V

節一パワーで振り切った。シリーズリーダーの遠藤エミが、櫻本あゆみの差しを封じて逃げて大会初制覇。17年クイーンズクライマックス（大村）以来、2回目のプレミアムG1優勝を飾った。今年は5回目、通算34回目の優勝となった。
台風による強風の影響で9日が中止、最終日は10日に順延された。5日目までの向かい風から最終日は追い風に変わり、優勝戦は5メートルで行われた。進入は展示が①②④③・⑤⑥の4対2、本番は枠なりの3対3で収まった。スタートは①遠藤がコンマ10のトップ。1Mで先手を取ったものの、ターンが膨れた。その隙を②櫻本が差し込んだが、節一級のパワーだった①遠藤が機力差で振り切った。②櫻本は、迫る⑤渡邉を退けて2着をキープ。⑤渡邉は3着まで。
予選トップ争いは遠藤と守屋美穂に絞られ、4日目1着の遠藤に軍配が上がった。準優1号艇は10R、11Rと敗れる中、遠藤のみが2M逆転で勝ちで制して優勝戦1号艇を手に入れた。強力な舟足とテクニックで8戦7勝、2着1回の準パーフェクトVを成し遂げた。これで女子賞金ランクはトップ、全体でも28位へ浮上した。なお、次走は8月13日からの徳山ヴィーナスシリーズ戦に出場する予定。