確実にステップアップ！ 地元Vへ照準

西橋が着実に成長カーブを描いている。今年7月から待望のA1級に昇格。それ以前は6点台勝率をマークしながらも、ぎりぎりのところで足踏み。A2級にとどまっていた悔しさをやっと晴らした。デビュー当初からセンスのあったターンに、さらに磨きがかかってきた。
8月の浜名湖レディースチャンピオンでは3度目のG1参戦で初優出（6着）。優勝戦こそ展開に恵まれなかったが、準優12Rでシリーズリーダーの遠藤エミを脅かすなど、随所にスピード満点の走りを見せた。「G1でもしっかり戦えるように」と強い向上心で、さらなる飛躍の道筋を追い求めている。
地元三国は19年以降の出走数で87回と今節トップ。(21日現在)この間、勝率は6.00、19年3月のデビュー初優出を含めて優出2回など安定した成績を残す。この地元のアドバンテージと近況の充実度を武器に待望の地元優勝を狙う。