近況復調！ 久々のQC出場も射程圏に

9月に入り、賞金争いが激しさを増してきた。宇野は9日時点の女子賞金ランクは18位。年末のクイーンズクライマックス（QC）へ、現状ボーダー12位にいる浜田亜理沙とは約68万円、13位の松本晶恵とは約34万円と僅差。12年以来、9年ぶりのQC出場が射程圏に入ってきた。
近況は本来の先行力が戻ってきた。12年に男女混合G2を制覇。その後も持ち前のスタート力でA1級に定着したものの、16年の中盤以降に大きくリズムを崩していた。それでも近年は徐々に復調気配を見せ、今年3月以降は予選の安定感が大幅に上昇。おのずと優出数が増し、6月蒲郡、8月徳山（ともにヴィーナスシリーズ戦）では優勝にもつなげた。
今年の平均スタートはコンマ13。発順率も2.1と抜群のキレ味を誇る。13年10月に優勝経験もある若松で、さらなる賞金アップを狙う。