オールレディース2021.10.02〜10.07

レース回顧

10戦9勝で圧倒！　渡邉優美が今年4回目V

最後まで圧倒的なレース運びだった。シリーズリーダーの渡邉優美がインから力強く逃げ、9月のびわこ（男女混合）戦以来、今年4回目、通算8回目の優勝を飾った。
最終日は晴れ。向かい風がやや強まり、優勝戦は4メートルで行われた。スタートは全員がコンマ10台に収まる中、⑥原田が同11のトップ。③松尾も同12と鋭く踏み込んだ。しかし、①渡邉がインから素早く伸び返して先マイ。③松尾のまくり差しは前が塞がり、①渡邉がきっちり押し切った。②廣中が差し追走。3番手はいったん⑤金田が優勢だったが、④長嶋が道中巧みに追い上げ、3着に食い込んだ。
渡邉は峰竜太から受け継ぐ形となった34号機を仕上げ、予選を7戦全勝。文句なしの予選トップ通過を果たした。準優日の前半7Rこそ5着に敗れたが、準優12Rは快勝。優勝戦もミスなく逃げ、ほぼ完璧な内容で締めくくった。優勝戦終了時点の女子賞金は、守屋美穂（G1びわこ大賞出走中）を抜き、5位へ浮上した。なお、次走は10月9日からの下関ヴィーナスシリーズ戦に出場する予定。