2年ぶりQCへ、今年もラスト勝負に挑戦

例年以上にクイーンズクライマックス（QC）出場のボーダー上は大混戦。12日時点で12位の三浦永理から17位の櫻本あゆみまでは、約80万円差に6人がひしめき合う。20位の長嶋らも今大会次第で大逆転の可能性を残す。
長嶋は昨年優出2着ながら惜しくも次点…。今回も似た勝負駆けに挑む。今年はまだ優勝こそないものの、コンスタントに予選を突破。徐々に以前の安定感が戻ってきた。近況勝率を示す2022年前期適用勝率は6.68までに回復。目の前の一瞬に全力を注ぐスタイルが、少しずつ実ってきた印象を受ける。豪快さだけではない、確かな地力が備わりつつある。
今年9月の多摩川一般戦では存分に見せ場を作り、準優入り（4着）。参加メンバーの中、最も直近の多摩川を走っているのは大きな強みになるはずだ。昨年大会の経験も糧に、2年ぶり6回目のQC出場へ最善を尽くし、シリーズを沸かせる。