レース回顧
会心の差し! 土屋千明が約2年ぶりの優勝
抜群の切れ味だった。2号艇の土屋千明が2コースから鋭角な差しを決め、19年11月の江戸川男女ダブル優勝戦以来、約2年ぶり、通算3回目の優勝を飾った。
不安定な風が吹いた最終日。追い風5メートルの11Rに対し、優勝戦は向かい風5メートルに変わった。枠なりの3対3から⑥渡邉以外の5選手がゼロ台スタートを踏み込んだ。初優勝を狙う①赤澤はコンマ02のトップタイミングからイン先マイ。しかし、②土屋が会心の差しを入れた。2Mも逆襲を狙う①赤澤のツケマイを退けた。①赤澤は悔しい2着に敗れた。3着は③滝川と⑤喜井で競り、③滝川が粘り込んだ。
優勝戦は全員、B級がそろった。赤澤、渡邉真奈美はデビュー初優勝がかかる中、土屋と滝川真由子はA1級の経験のある、いわば格上。その1人、土屋が勝負どころで底力を示した。土屋は3月、4月のフライングが響き、現在B1級。来年1月からは出走回数不足でB2級に降格するが、復調のきっかけになり得る優勝となった。次走は来年1月14日からの徳山男女ダブル優勝戦に出場する予定。
12/25 優勝戦結果
着 | 枠番 | 登番 | 選手名 | 進入 | ST | タイム |
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1 | 2 | 4225 | 土屋 千明 | 2 | .05 | 1'47"4 |
2 | 1 | 4098 | 赤澤 文香 | 1 | .02 | 1'49"0 |
3 | 3 | 4499 | 滝川 真由子 | 3 | .08 | 1'50"0 |
4 | 5 | 4536 | 喜井 つかさ | 5 | .05 | 1'50"8 |
5 | 6 | 4893 | 渡邉 真奈美 | 6 | .10 | 1'53"2 |
6 | 4 | 4349 | 犬童 千秋 | 4 | .09 | 1'54"1 |
払い戻し
| 2-1 | 620円 |
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| 2-1-3 | 2,140円 |
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| 1=2 | 220円 |
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| 1=2=3 | 400円 |
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