ヴィーナスシリーズ第23戦

2022.03.13
〜03.18

レース回顧

三浦永理がイン逃走！ 約4年5カ月ぶりV

シリーズリーダーの三浦永理がインから的確に逃げ、17年10月の多摩川オールレディース戦以来、4年5カ月ぶり、通算34回目の優勝を飾った。
最終日は雨のち、くもり。優勝戦は緩い追い風で行われた。スタートはきれいに、ほぼ横一線。内枠の①三浦、②鎌倉がコンマ11のトップタイスタートを踏み込んだ。そのまま先に回った①三浦が、③松本のまくり差し、②鎌倉の差しを封じた。②鎌倉が追走2着、③松本が2Mで⑤海野をさばき、3着に粘った。
三浦は4日目までの7走で4勝を挙げるなど、高い安定感を保ち、予選をトップ通過した。最大のピンチは準優10R。スタートで後手に回る展開になったが、伸び返し、さらに海野ら地元勢の攻撃をぎりぎり封じた。これが今回の勝運を逃さなかった。18年、19年に約2年間のブランクはあったものの、20年1月に復帰後、待望の初優勝にもなった。なお、次走は3月22日からの住之江男女混合シリーズに出場する予定。