オールレディース

2022.04.29
〜05.05

レース回顧

SG覇者の遠藤エミが今年2度目V

辛うじて持たせた。断然の人気を集めた遠藤エミが差しを封じて逃げ、3月のSG大村クラシックに次ぐ今年2回目、通算38回目の優勝を飾った。
最終日は晴れ。ホーム追い風が5メートルに強まる中、優勝戦が行われた。枠なりの3対3から⑤高田、⑥海野が後手に回ったが、ほか4選手のスタートはほぼそろった。③小芦らセンター勢が攻めたものの不発。①遠藤がインから先に回った。しかし、風圧の分か、ターンがやや流れ、②櫻本が的確な差しを入れた。バックではへ先がかかりかけたが、①遠藤が何とか振り切った。②櫻本が2着。2Mで浮上した④原田が3着に入った。
シリーズ初日だった4月29日が荒天で4R以降が中止、順延となった。波乱の流れかと思いきや、女子初のSGウイナーとなった遠藤が予選をトップ通過。その後も要所を締め、貫禄を示した。小芦は地元でうれしいデビュー初優出。優勝にこそ手は届かなかったが、新期最初にいい流れをつくった。なお、遠藤の次走は5月11日からの江戸川ヴィーナスシリーズ戦に出場する予定。