オールレディース

2022.08.11
〜08.16

レース回顧

イン独走！中里優子が3年5カ月ぶりV

快勝だった。シリーズリーダーの中里優子が、インから堂々と逃げ、19年3月の徳山男女ダブル優勝戦以来、3年5カ月ぶり、通算7回目の優勝を飾った。
優勝戦はくもり、緩い向かい風で行われた。アウト2艇が大きく後手に回ったのに対し、スロー勢が0台スタートを決めた。特にコンマ06のトップタイミングだった①中里は危なげなく先手を奪い、ミスなく、一気に独走した。差した②藤原、チルトを0・5度に上げた④堀之内が2番手を争ったが、2Mでターンがやや流れた隙に③加藤が浮上。③加藤は、2周1Mでも④堀之内らを退けて2着。②藤原が3着に入った。
中里は初日から快調。ただ1人、オール2連対を守ったまま、予選をトップ通過した。準優は10R、11Rとも1号艇が敗れる中、中里のみがイン逃走。優勝戦を含め、安定感が際立った。また、予選2位だった堀之内も、2日目11Rで通算1000勝を達成するなどシリーズを盛り上げた。なお、中里の女子賞金ランクは26位へ浮上。次走は8月20日からの芦屋男女混合シリーズに出場する予定。