ヴィーナスシリーズ第11戦

2022.09.12
〜09.17

レース回顧

戸敷晃美が豪快にデビュー初優出初優勝

大胆に攻め込んだ。16年5月デビューの戸敷晃美が、3コースのカドから果敢にまくり、初優出初優勝を飾った。
最終日はくもり。ホーム追い風が5メートル吹く中、優勝戦が行われた。展示は枠なりの3対3だったが、本番は③戸敷からダッシュに引っ張り、2対4で並んだ。内枠3人が0台スタート。コース有利な①川野が先に回りかけたところを、③戸敷が豪快に攻めきった。差し迫る②岩崎をねじ伏せ、力強く先頭に立った。2番差しから道中さばいた④鎌倉が2着。立て直した①川野が3着へ盛り返した。
戸敷は最後まで攻めに徹した。予選通過は11位だったが、準優11Rの4コースからインの細川裕子をまくり、優勝戦3号艇を手に入れた。優勝戦も強気な姿勢は崩さず、カドを選択。スタート、1周1Mともに、非凡な勝負度胸を発揮した。今年2月に実戦復帰。5月以降の近況勝率は6点台に乗せてきた。なお、次走は10月15日からの鳴門男女混合シリーズ戦に出場する予定。