オールレディース

2022.10.29
〜11.03

レース回顧

会心差し！守屋美穂が今年5回目の優勝

展開の隙を的確にとらえた。地元の守屋美穂が2コースから差し抜け、8月の大村オールレディース戦以来、今年5回目、通算27回目の優勝を飾った。
最終日は晴れ。緩い向かい風で優勝戦が行われた。スタート展示はチルト3度の③堀之内が大外だったが、本番は⑥海野がマーク策。①②④・⑤③⑥の3対3で並んだ。①浜田がコンマ11のトップスタートを踏み込んだが、③堀之内がグイグイと伸び、内へ重圧をかけた。①浜田がまくりを警戒して回った隙を、②守屋が丁寧に、鋭く差し込んだ。①浜田は2M逆襲を狙ったが、ターンが流れて2着に敗れた。最内を差した④寺田が3着に入った。
守屋は貴重なシリーズを最高の形で締めくくった。今回は、よもやのA1級勝負駆けだったが、それをクリア。予選を5位通過すると、準優11Rで、2コースまくりに成功。優勝戦は展開に応じた絶妙な差しハンドルを入れ、勝負勘がさえ渡った。地元児島で5回目の優勝を挙げた。女子賞金は3位をキープ。なお、次走は11月12日からのG1丸亀周年に出場する予定。