今年走り納めに復調のヒントをつかむ

大橋が地元地区で復調の糸口を探る。「最近は迷宮入りです」と、プロペラ調整で苦心が続く。近況勝率は下降気味、11月の三国ヴィーナスシリーズ戦では痛恨のフライングも切った。
それでもプラス要素も見込める。もともと夏場よりも、秋冬、そして春先に向けて成績を残すタイプ。実際、通算優出8回は、11月から4月までの半年間に固まっている。昨年12月の福岡クイーンズクライマックスシリーズでの優出（5着）も記憶に新しい。
「私は乗り心地を重視します。伸びは下がらなければいい」と操縦性の良さが最優先。その部分があれば、まくりにも差しにも対応できる柔軟さを備える。
30日のフライング休みを控えており、このシリーズが今年の走り納め。終わりよければすべて良し！来年の反撃へ、調整、レースともに貴重な収穫を得たい。