勝率回復！　スタート精度も磨き増す

宇野に本来の決め手が戻ってきた。4月30日に締め切られた2023年後期適用勝率は、6.75。今年7月から4期＝2年ぶりのA1級復帰を決めると同時に、14年前期と全く同じ、過去最高勝率をマークした。
宇野の代名詞といえば、やはり〝スタート力〟。ここ数年、なかなか結果の出ない時期でも、年間平均はコンマ13と安定。今年1月以降は、コンマ12。発順率は1点台に入り、さらに精度を上げてきた。道中対応にも進化がうかがえ、大敗が減り、勝率回復につながった。
地元蒲郡の出走数は多く、2年前の6月ヴィーナスシリーズ戦で優勝。直近も優勝こそないが、4節優出が続き、コンスタントな成績を残している。走り慣れた水面で、宇野らしく、スタートもレースも攻めの姿勢を貫く。