5月桐生で優勝！　逆襲の兆しあり

悪い流れを断ち切った。清水は5月の桐生男女ダブル優勝戦でインから逃げ、今年初優勝を飾った。2023年後期適用勝率（審査期間・昨年11月1日～今年4月30日）は、4.16と低迷。この前の期にフライングを2本切り、その後も大敗が多く続く中、やっと反転攻勢のきっかけをつくった。
もともと豪快かつ、きっぷのいい走りが持ち味。以前から「まくり」の決まり手が目立つ。それゆえに、スタート事故のリスクや、走りにむらな面はあるものの、いったん流れに乗ると、周囲に脅威を与える攻撃力を備える。
江戸川では、12年12月の男女ダブル優勝戦で、デビュー初優出初優勝を挙げた。近年はリズムを崩す中でも、当地直近2節は連続優出。昨年1月のヴィーナスシリーズ戦は優勝を飾り、好成績を残す。「江戸川は好き」という発言も多く、愛着の強い地元で、復調の流れを加速させる。