飛躍は間近！　再び若松で好結果期待

まもなく覚醒か。野田部が近況、随所に見せ場をつくっている。デビューからスタート事故を連発。初出走から約10年で23本ものフライングを重ね、事故点にも苦しんできた。それでも一時期の勝率低迷は抜け、近年は4点台を推移。5月からの今期は5点台、それ以上も狙える走りが続く。
持ち味はスタートの速さ。今年1月以降、約半年間の平均スタートは、コンマ11。ゼロ台スタートは43回もある（6月6日時点）。平均タイミングは宇野弥生以上、ゼロ台も宇野、堀之内紀代子を上回る驚異的な数字をマークしている。
若松も前回5月のヴィーナスシリーズ戦で優出（5着）と確かな結果を残した。節間、快スタートを連発。特に準優11Rは道中逆転を許したとはいえ、6コースまくり差しからいったん先頭に立ったターンは、大いに見どころがあった。今節を走り終えれば、25日は33歳の誕生日。自らを祝う、収穫あるシリーズとしたい。