復調の兆し！宮島相性も魅力

今井が今年こそ復活ロードを歩む。19年12月、クイーンズクライマックス（徳山）に初出場。キレ味鋭いターン力を武器に、一気に頂点まで駆け上がり、脚光を浴びた。
しかし、年が明けた20年は妨害、その後にスタート事故を重ね、リズムは暗転した。近年は期別に2本のフライングを持つことも多く、4期連続でB1級に降級。苦しい状況が続く。
それでも、時折見せる俊敏な立ち回りは一級品。他艇に大きく伸びられず、一定の乗りやすさがあれば、ツケマイ、まくり差しなどの決め手は鋭い。昨年、1度もなかった優出も、今年最初の尼崎で経験（優出2着）。23年は順調に滑り出した。
宮島は17年から19年にかけて4節連続優出。18年オールレディース戦、19年男女ダブル優勝戦で連続優勝も飾り、水面相性はいい。「早くA級に戻れるように頑張ります」。昨年、口にしていた復調の足がかりを、さらに加速させる。