オールレディース

2024.04.07
〜04.12

レース回顧

インから耐えた！　細川裕子が今年初優勝

耐えて粘った。シリーズリーダーの細川裕子が、インから持たせて逃げ、昨年12月の常滑オールレディース戦以来、通算14回目の優勝を飾った。常滑は2回目の優勝になった。
最終日は晴れ。優勝戦は緩いホーム向かい風で行われた。枠なりの3対3からスロー勢が的確なスタートを踏み込んだ。コンマ12のトップタイミングだった①細川がイン先マイしたが、その懐に②浜田が鋭角な差しを入れた。その後の1周2M、2周1Mも②浜田が切れ味鋭く迫ったものの、①細川が懸命に踏ん張った。②浜田が2着、さばいた③寺田が3着に入った。
細川は初日12Rの1stドリームのイン戦こそ2着に敗れたが、2日目に連勝。その後も安定感を保ち、浜田との予選トップ争いを制した。勝負どころの準優12R、優勝戦ともにトップスタート。地元で気合のにじむシリーズだった。今年3月の常滑ヴィーナスシリーズ戦では準優11R1号艇だったが、道中で転覆を喫しており、その悔しさも晴らす結果になった。なお、今年の女子賞金は7位へ浮上。次走は4月19日からの住之江ヴィーナスシリーズ戦に出場する予定。